毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

気分をセルフコントロールする。原因を解明し、受け止める。

気分というものはどこからともなくやって来るものです。良い気分もあれば、悪い気分もあります。また、気分は自分の精神にダイレクトに影響を与えるので、気分がどのようであるかは非常に重要な事です。

 

悪い気分を感じる場合、その気分は感じるものの、それがどのような事に基づくのか、分からない事があります。何か原因は分からないけれども、気分が悪い。そういう事があります。

 

実際、そういう事というのは非常に困ります。原因が何か分からないままにしておくと、ずっとその気分は漂っていたりします。そして、しばらくずっとその悪い気分に振り回されたままになったりします。

 

だから、出来れば、気分の原因が何なのか、突き止めた方が良いように思います。ただ、気分が悪いというままにせずに、今の悪い気分の原因は何なのか、冷静に考えるべきだという事です。

 

気分が悪いと、その気分の原因を深堀しない方が良いように感じたりします。傷が深くなりそうな気がしますから。確かにそのような事もあるかもしれません。

 

ですが、そのままにしておくと、自分にとっては理由もなくずっとその良くない気分のままに滞在する事になりますから、結局いずれ向き合わなければならなくなります。あるいは、その前に、精神が疲労して、身体も疲労します。

 

また、気分の原因を明らかにするだけでなく、その原因で気分が悪いという事をしっかり認める事です。受け止める事です。自己否定に陥らずに、むしろ前向きに自分がそう感じている事を受け入れてあげる事です。そのように認識する事が、意外と気分とともに心も落ち着きます。

 

何故そう言うかというと、気分の原因である記憶が何度も想起しているうちに、気分の原因が変容して、元の原因と違う記憶によって気分がさらに悪くなっていたりするからです。ある意味、気分を悪い方向に勝手に育ててしまっている場合があるからです。

 

だから、出来る限り、悪い気分の原因は明確にして、自分を否定したり責めたりせず、受け止める。そういうプロセスが大事なわけです。そのようにする事によって、気分は落ち着き、冷静さを取り戻せます。

 

つまり、気分を自分自身でセルフコントロールするという事が大切という事です。

 

気分は、人の中核に位置します。人の精神に直接的な影響を与えます。なので、悪い気分の時はちゃんと向き合って原因を解明し、自己否定にならないようにして、受け止める事です。そのようにして、気分をセルフコントロール出来るようになる事が大切です。