日々種類は違えど心配な事はいっぱいあると思います。実際にある事についての心配もあれば、勝手に想像している妄想的な心配もあります。何が心配か分からない無意識から来る心配もあるかもしれません。遠い未来の事についての心配もあります。ある意味、人間ですから、心配するのは普通の事であり、しょうがない事です。
ですが、あまり心配に振り回され過ぎると、ずっと心配に振り回される人生になってしまいます。1つ1つの心配に対処していても、それで心配が無くなるわけでもないし、その心配もしばらく経てばそんなに心配する事でもないかもしれません。
そういう意味では、あまり日々の心配を相手にし過ぎず、違う事に意識を向けるようにした方が良いと思います。心配はあるけど、楽しいこともある。喜びもある。そのはずです。ですから、楽しい事を思い出して、また、自分にとっての喜びを思い出して、それらの事について考える事も大事です。
思い出すというか、常に自分にとって楽しい事、喜びになる事を知っておくことは大事です。心配が増え、大きくなると、そのような事が分からなくなってしまいます。だから、楽しい事、喜びになる事を意識的に常に知るようにしておくことは大事です。
楽しい事や喜びになる事を、毎日の生活の中に散りばめておくことも大切です。実際、心配事が無い時は問題ないですが、どうしたって心配でいっぱいになることがあるので、そういう時の為にも、いつでも楽しい事、喜びになる事に手が付けられるようにしておくことが大切です。
むしろ、日々の習慣として、楽しい事、喜びになる事を取り組む事も大切です。自分にとっての楽しい事や喜びになる事はそんなに大袈裟なものである必要はないし、エネルギーをそんなにかけなくても出来るような事だと思います。それらを、意識的に、積極的に日々の習慣として取り組んでいくと、心配事があっても、その日のうちに、それを小さくする事が出来ると思います。
習慣は日々やっている事ですから、それらは基本的に定着し、自然な事になり、自分自身の一部になります。ですから、自分にとっての楽しい事や喜びになる事を習慣として取り組んでいけば、自然と、自分を構成する身体の一部のようになって、心配をはねのける力になっていきます。
毎日生活していると、心配な事ってたくさんあります。実際的な事から無意識から来るもの、までたくさんあります。ですが、自分にとっての楽しい事や喜びになる事もたくさんあるはずです。それらを常に知るようにして、習慣として取り組んでいく事が大切だと思います。気が付いたら、それらが自分の一部になって、生きていく力になります。