日々、嫌な事ばかりだなと思いながら過ごしている事ってあると思います。嫌な事ばかりあると、ストレスがたまり、疲れ果ててしまいます。
ですが、確かに嫌な事はあったかもしれませんが、それだけではなかったはずです。良かった事もたくさんあったはずです。
人間ですから、嫌な事にどうしても注目してしまい、また、より記憶してしまい、まるで嫌な事ばかりだと勘違いしてしまいます。
一方、良かった事もあるはずなのに、その事はすぐに忘れ去ってしまいます。人は性質上、嫌な事はよく覚えていて、良かった事はあまり覚えていない生き物なんです。
だから、意識的に、毎日良かった事を思い出すように心掛けた方が良いと思います。小さな事でも何でも、よく思い出して、案外良い事がいつも起こっている事をより正確に、ちゃんと知っておくべきです。
また、良かった事を、より詳細に深く把握おくべきです。良かった時の感情の動きもよく知っておくべきです。良かった時に動く感情の種類もたくさんあります。だから、それぞれどのような感情の動きだったか、よく知って、大事にしておくべきです。
自分がどういう事を良かったと思うのか、どういう事に喜びを感じるのか、楽しいと感じるのか、そういう色んなポジティブな感情はよく知っておいた方が良いと思います。
良かった事の振り返りは、毎日の習慣にするべきです。毎日習慣として、良かった事を振り返っていると、自分がどのような事に喜びを感じ、楽しいと感じるかをよく知る事が出来ます。
そうすれば、日常をもっと意識的に、良かった事や喜び、楽しみでいっぱいに出来ます。そのように自分で毎日をオーガナイズできます。
案外、自分がどのような事に楽しいと思っているのか、嬉しいと感じているのか、知らないものです。何気なく過ごしていると、自分に何をしてあげれば幸せと感じるのか、本当に分からないままだったりします。
やっぱり、自分は何に喜びや幸せを感じるのかは、知っておいた方が良いです。知っていれば、日常がそのようになるように、より上手に過ごす事が出来ます。そして、嫌な事があっても、良かった事もあったと納得できます。
人はどうしても嫌な事に注意が引っ張られて、嫌な事でいっぱいになってしまいます。ですが、実際には良かった事も起こっています。ですから、ちゃんと日々良かった事が起こっているという事を知って、そして、そのようにして振り返る事を習慣にするべきです。そうする事で、より積極的に、日常を良かった事でいっぱいにする事が出来ます。