毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

疲れている時は身体が「悲しむ」事を求めている。音楽と「With you」

日々の事で、何かに気を取られ、何か忙しく、追い込まれていたり、焦っていたり、不安だったりする事ってあると思います。そして、たいていそういう時というのは、疲れを感じています。

 

精神的にも追い込まれて、疲れも感じていて、それでも、どうにかしないといけないと感じる時は、むしろ、気持ちとして外に向かって何かしようとするのではなく、自分に気持ちを向ける事が大切だと思います。

 

身体が疲れを感じているというのは、身体が「悲しむ」事を求めていたりします。喜怒哀楽は人間にとって大事な感情の動きで、それらは身体が何かを訴えているという事を表しています。だから、自分の身体に常日頃からもっと寄り添ってあげる事が大切だと思います。

 

疲れていると、身体が何を求めているか、意外と分からないものです。なので、そういう時は、音楽を聴くのが良いと思います。音楽を身体に聴かせてあげるという感じです。音楽を聴こうとして、曲を選ぼうとする時、例えば、今はロックじゃない、今はポップじゃない、というのが何となくわかると思います。そして、疲れている時、これだ、と思う音楽があって、それを選ぶものだと思います。

 

疲れている時に、例えば、私は、Tom Mischの音楽を聴く事があるのですが、その中に、Tom Misch & Carmodyの「With you」という曲があって、これをよく聴いています。そして、身体が悲しむ事を求めていたのかなと気が付く事があります。凄く身体がそういう曲を求めていて、何か癒されて、気持ちが楽になります。身体が悲しむという事を求めていて、「With you」がそれを解放してくれる感じがします。

 

気持ちに余裕がなく、身体が疲れを感じている時は、自分にとっての「悲しむ」事を感じさせてくれる音楽を聴くのが良いと思います。身体が、音楽と共鳴して、気持ちも自分自身に向けやすくなって、心も落ち着いてきます。気持ちばかりがはやって、頭でどうにかしないといけないと思っている時、おそらく、自分自身をないがしろにしています。そして、自分の身体をないがしろにしています。

 

疲れを感じているのは、身体です。そして、自分の感じている気持ちは、無意識に感じているもので、そして無意識に感じているものは、身体が感じている事です。だから、身体に意識を向ける習慣を持つ事が大切です。そのひとつが音楽です。音楽が、自分では気付けない気持ちを身体を通して気付かせてくれて、そして自分の気持ちを解放してくれます。

 

喜怒哀楽、特に、怒や哀はネガティブなものだと感じて、あまり感じないようにして抑えていたいと思いがちですが、そうではないと思います。すべての感情は身体が感じているものなので、しっかり解放してあげる事が大事です。