毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

気持ちを前向きに整える。頭は、自動思考に任せず、言葉を積極的に使う。

仕事の悩みや不安があるときに、頭の中で自動思考が起こってしまう事ってよくあると思います。そして、その悩みや不安をどんどん膨らませてしまって、鬱になったり疲れてしまったりします。この自動思考の仕組みは何とかしたいものです。

 

ネガティブな時の自動思考が展開するときは、気分や気持ちもネガティブになっていきますから、それが要はつらいわけです。だから、この気持ちを何とか整えたいと思うんですが、思うようにいきません。

 

結局ポイントは、そのようなネガティブな気持ちの状態で自動思考を続けていても何も改善しませんから、どのような状況であれ、まずはこの気持ちを落ち着かせて、前向きに持っていく事が大事だと思います。どのような事態であれ。

 

今回は、言葉の使い方について考えてみたいと思っています。頭は自動思考には任せないが、言葉は有効に使いたいという事です。

 

1つ良いのは、言葉を形にするために、ノートに書き出す事です。自動思考は展開が速いので、思考のコントロールが難しいです。なので、何か考えている事、思っている事を、ペンを使ってノートに書き出していく事で、思考がペンで書く速度に合うようにゆっくりになります。そして、思考が丁寧になります。また、自分の言葉になっていくので、どこか自動思考に任せる感じではなくなってきます。そのようにして、自分の言葉を書いて形にしていく事で、自動思考から逃れる事が出来ます。

 

そして、このようなネガティブな気分や気持ちの状態では、仕事や悩みなどの具体的な事がどのような事態であれ、上手く考えを進められませんから、ネガティブな自動思考を止める事です。その為に、積極的に、前向きな言葉を使っていく事が大切です。頭の中で起こる思考は、積極的な言葉によってコントロールされます。言葉には、「操作性」「説得性」があるので、積極的に、自分にプラスになる言葉を使っていく事で、良くない自動思考を止められます。

 

この場合、自動思考の問題は、思考と密接に絡み合った言葉が、ネガティブに勝手に展開しまう事です。言い方を変えると、良くないネガティブな文章を、頭の中で、無言で、紡ぎ出してしまっているからで、要は、自動的に生み出される言葉や文章が良くないのです。なので、その言葉を自分にとって正しくなるように修正してあげるという事です。そうする事で、ネガティブな思考が、ポジティブな思考に、ある意味操作的に、改善できます。

 

ネガティブな自動思考は、そのまま放っておくと気分や気持ちがネガティブになってつらくなります。なので、言葉を有効に使う事を意識して、それによって気持ちを前向きに整えていく事が大切だと思います。