毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

自分の安心できる居場所を作る。防衛機能とバウンダリー。

人が生きていく為には、自分にとって安心できる居場所がある事がとても大切だと思います。それは、物理的な意味でも、精神的な意味でも。安心できる居場所、落ち着いた暮らしが無いと、人は生きていく事が出来ません。

 

人には経験によるものか、あらかじめ備わっているものか、いずれにせよ、防衛機能を備えています。周りから防衛する事で自分自身を維持しようとします。そうでないと、自分自身が周りから侵入されて自分を保つことが出来ません。なので、防衛する事で自分の居場所を内部に作り、その範囲内で安全、安心を得ます。

 

防衛するために必要なのが、バウンダリー=境界線です。自分にとっての外と内の間にバウンダリーを設ける事で、バウンダリーの内側で安全、安心が得られます。バウンダリーの内側ではじめて、人はくつろぐことが出来て、安心して自分自身でいられ、ありのままの自分でいられます。

 

人類は本来、周りに適応して生存していく戦略を持っています。それは他の生物も同じです。適応生存戦略を備える事で、生き物は生存していく事を可能にします。だから、防衛機能は必要で、バウンダリーは必要です。

 

ですが、物理的にも精神的にも、バウンダリーの内側でしか安心して生きられません。自分のバウンダリーの外側は、自分にとって安全、安心の場所ではないですから、バウンダリーの外側にいる時、もしくは、いると感じている時、防衛機能が働いて、緊張状態になり、警戒心を持続させます。バウンダリーの外側にいる時、人は不安やストレスでいっぱいで、自分自身を保てません。だから、防衛機能をフル稼働させる必要があります。

 

ただし、防衛機能は、高コストでその持続性は有限です。なので、一定時間が経ったら、防衛機能のフル稼働は止めて、バウンダリーの内側で休む必要があります。バウンダリーの内側は安全、安心の場所ですから、リラックスしてゆっくり休めます。そして、回復します。

 

バウンダリーの内側は居場所です。居場所と感じられる場所は、自分らしくいられる場所で、自由です。目一杯、手足を伸ばせるように、居場所の中では自由に満ちています。

 

自分にとっての居場所は、とても大事です。家という物理的な空間の居場所も大事です。家の中が居場所と感じられなかったら、そこにはいられません。会社で働いていてもその場所がくつろげないなら、会社は居場所とは言えません。そのような、居場所と感じられない場所ではバウンダリーが必要になります。そして、居場所ではない家の中や会社の中では、防衛機能を稼働させないといけなくなります。

 

自分にとって安心できる居場所を作る。とても大事な事です。人の防衛機能はバウンダリーを作り、自分を生存させてくれますが、居場所の外側では生きた心地がしません。なので、色んなところに作っていけると、自由になれます。それは、いくつあってもいいし、色んな種類があっても良いと思います。