毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分が望んでいる事は何か。「自分がつらいのは人のせい」と思う時に考える事。

人はそれぞれ、つらい事を抱えて生きていると思います。そして、会社に勤めている時、職場の誰かのせいでつらいとか、夫婦関係でも相手のせいでつらいとか、人のせいで自分が辛いんだと思う事があると思います。会社の場合だと、その人と居るのは嫌だからどうにかしてその人と一緒にいないようにするとか話さないようにするとか、そういった事をしていると思います。家でも、夫が、もしくは、妻がこんな風だから辛いと感じて、相手にこうなってほしいとか、あれこれ考えたりすると思います。でも、自分も辛いけど、相手にもきっと何らかの事情があります。相手のせいのままにしていても、なかなか問題は解決せず、いつまでも辛い思いをしたりすると思います。たいていそんなときは、相手のせいにせず自分に原因を求めて、対策していくしかありません。では、どのように考えていくのが良いのでしょうか。

 

まず、原因は自分にある、というところから考えていくのが良いと思います。辛さがいつまでも解決していないという事は、自分が何についてつらい思いをしているのか、自分自身が理解できていないという事だと思います。自分が自分自身をないがしろにしているのです。自分が一体何を望んでいるのか、きっと自分自身も分かっていない。自分を大事にできていないという事です。だから、人のせいで自分が辛いと感じる時は、まず自分の事にフォーカスして、自分は一体何を望んでいるのか、考えてみることが大事だと思います。

 

そして、自分が望んでいる事に関して、「相手のせいだ」と思っている相手とどのように関わっているのか、自分と相手の関わり方にフォーカスして考えてみるといいと思います。おそらく、自分の望んでいる何かが、その関わり方が原因で阻害されているはずです。この事が分かってくると、この辛さの問題に対して対策が打てるようになってきます。

 

相手との関わり方が分かってきたところで、それを回避するために、自分自身がどうすればよいかを考えます。相手をどうにかしようと考えるのではありません。自分自身の望んでいる事に関係していますから、自分自身でどうにかすることが最も効果があります。

 

自分自身で決めて行動することによって相手との関係性を調整でき、自分自身の望んでいる事が実現するようになります。人を変えようとしても上手くいきません。原因は、自分が望んでいる事だからです。辛さの原因は基本的には自分自身にあります。もちろんそれは自分が悪いとかそういう話ではありません。自分自身を、自分こそが大事してあげる事で、自分の望みを知る事が出来るとともに、他人との接し方を調整できるようになります。そうすることで、自分の望みが実現に近づいていきます。そして、自分のつらさが少しずつ改善していくと思います。

 

どうでしょうか。人は多くのつらさを抱えています。そして、人のせいにしがちです。でも、他人の事も分からないどころか、自分自身の事も分からないのが実情です。だから、自分を大事にしてあげて下さい。それが辛さを改善する近道です。