40過ぎでも進化する為の実践ブログ

りべしんと言います。40半ばを迎えたサラリーマンが、今からでも進化できると信じて日々考えて実践している事を書いています。

うつや引きこもりのパートナーへ。優しすぎる性格は過干渉かも。

長年夫婦をやっているみなさん、夫や妻、パートナーは元気に過ごしていますか。恋人のいる人たちはどうでしょうか。二人で長く一緒に同じ家に住んでいたり、過ごしていたりすると、多くの事を共有するようになって、人生を共にするように生活していると思います。相手が元気がないと、自分も元気がなくなります。だから、相手にいつも元気でいてほしい、笑顔でいてほしい。そう思っていませんか。でも、二人で人生をともにすると言っても、やっぱり自分と相手はそれぞれの人生を生きています。相手は自分の一部ではありません。でも、相手が元気がなかったり、辛い日々を送っていたり、鬱っぽかったりすると、何とかしてあげたい、支えたい、元気づけてあげたい、そういう優しさが出ると思います。それが、人間というものだと思います。

 

でも、パートナーがうつ病を長く患っていたり、家の中で引きこもりになっていたりすると、このままだと大丈夫だろうか、将来老後を迎えたとき大変な事になるんじゃないだろうか、自分は相手をネグレクトしているのではないだろうかと、自分自身も苦しんだりします。そして、元気になってもらおうと、出かけようと提案してみたり、家事の多くを担当して相手の負担を軽減してみたり、盛り上がる話題をたくさん話してみたりすると思います。でも、思うように元気になってくれず、鬱状態や引きこもり状態が長く続いている。元気になってくれない。でも、どうしていいか分からない…。

 

もしかしたら、自分が「過干渉」になっているのかもしれません。過干渉と聞くと、母娘問題とか、毒親の事が思い起こされます。よく、あなたは「優しすぎる」とか言われたりしませんか。優しさは基本的に良い事なのですが、度を過ぎると悪くする場合があります。

 

毒親とは、子供の事が心配で、このままだとダメになってしまうのではないか、将来ちゃんと生きていけなくなるのではないかと、まるで自分の事のように過剰に心配になって、かえって子供の生きる意欲を失わせたり自尊心を育ませなかったりする親の事です。子供の事が心配のように見えて、実は子供を含む自分の人生が思うようにいかない事に心配なのです。自分自身の抱える不自由さから、思い通りにしたいという思いが過剰になり、自分の子供の人生も思い通りにならないと不安でしょうがなくなるという事です。そして、子供はエネルギーを失って生きる気力を失ってしまうのです。

 

どうでしょうか。パートナーが元気なくて、うつ病を長く患っていたり、引きこもりが長くなっていたりして、不安が過剰になっていませんか。自分の思い描いていた人生が、予定していた人生が、そのようにならないと不安になっていませんか。そして、自分自身に基づく不安感や焦燥感から、相手を自分の為に元気づけようとしたり、笑顔になってもらおうとしたりしているかもしれません。

 

ここで大事な事は、相手の為に何かをするという事ではないと思います。自分自身に不安感や焦燥感があるという事に気付くという事です。自分自身こそがこの状態に苦しんでいるのです。相手も同じく一緒に暮らしているわけですから、自分が苦しんでいる事に気付いています。そして、その焦りや不安は相手にも伝わっていますから、その事でますます相手は自責の念や自己否定感で苦しんで追い込まれていると思うのです。

 

このままでは将来大丈夫だろうか、と不安かもしれません。でも、自分自身の不安を相手に押し付けても問題は解決するどころか悪くなる一方だと思います。自分自身に、自分の思うような人生設計があるように、相手にも思い描く人生があるのです。だから、相手の人生は、相手に任せるのが良いと思うのです。きっと相手の人生の事も不安だと思いますし、その相手の人生が上手くいかなかったら罪悪感で抱えきれないのではないか、と不安に駆られるかもしれません。でも、それは自分のせいでは決してないのです。自分を責める必要は全くないのです。それより、相手の人生を相手にゆだねる、任せる、そして、その人生を受け入れる、それでいいんだと思います。それはきっと自分も同じだと思います。自分が生きたいように生きる人生を、相手にも分かってもらいたい。それと同じです。そこからがスタートだと思います。

 

私の妻は、長くうつ病を患ってきて、今でも苦しんでいて、引きこもりがちの生活を送っています。だから、このような状態に自分が陥る事を痛感しています。だから、自分の人生に巻き込まないように、相手の人生は相手に任せるようにしようとしています。疲れていて寝たかったらそのまま自由に寝てもらうようにして、そしてできるだけ相手の気持ちに寄り添うように心がけています。

 

夫婦は一生のパートナーで、自分と相手で一つの人生のように思えますが、やっぱり二人の人生はそれぞれの異なる人生だと思います。それぞれが自分自身の人生を生きられるように、お互いが生きる事を支えあうのが良い事だと思います。自分が自分の人生を生き、相手が相手の人生を生きる。それが出発点で、そこから二人の人生が進んでいくんだと思います。