人生を前進させたい、でも、どうしていいか分からない。そんな時はどうしたらいいんでしょうか。私はよくこういう事で頭を悩ませてきました。いつも停滞しているような気がして、何とか人生を前の進めたいのに、どうやってよいか分からない。今回は、そんな時に、このような超えられない壁を突破する方法について考えてみたいと思います。
それは、とにかくやれる事をやってみる事だという事です。大きなことである必要はないと思います。自分の思い付く何かをやればいいんだという事です。ちょっとした事で十分で、自分がいつもやっている事でもいいと思います。行動が大事と言いますが、要するにそういう事です。何もせずに考えていても、やる事を出てきません。人間の思考は大して役に立ちません。頭の中にあるもの、経験したことのあるものからしか、出来ることが見つかりませんし、新しい事もたいていは経験した事や知っている事の組み合わせから出来ているもののはずです。そして、行動していく中で、自然とアイデアが出てきます。だから、思考に頼らず、行動に頼る方が良いと思います。
そして、基本的に、何か新しい事を発見するまでには時間がかかるものです。人間は時間のかかる生き物なのです。すぐに何かを思いついたり、出来るようになったりしません。習慣のようなものです。出来ることを継続する事が大事です。何かを継続し、習慣化に取り組んでいると、ある時変化は起こってきます。それが人間の方法です。「人生を前に進める」とは、自分自身を変えていく、進化させていく、と言っているようなものです。ほとんどが頭の中の問題なのです。そして、脳の神経細胞の仕組みから考えると、習慣はまさに記憶学習したものが自動化したものです。基本的な人間の振る舞いは、習慣から成り立っています。毎日同じようにやっている事はすべて習慣によるものです。そして、人生を前に進めたいと感じるのは、習慣が停滞している事にも関係しています。だから、習慣を変えていく、習慣を作っていく事が大事なのです。そして、これには時間がかかるのです。新しい習慣を作るのに、数週間かかります。ですから、出来ることを続けていく、これが大事です。時間がかかりますが、その事が突破口になります。
「人生を前進させる。」これは、言葉で言うのは簡単ですが、実際はとても大変な事です。そして、それは頭の中の問題です。なので、この問題を言い換えると、新しい習慣を作る事だと言えるのですが、確かに簡単な事ではないのです。だから、とにかく今の自分にやれそうなことをやってみる。そして、習慣を作るように、時間がかかりながらもやれる事を何とか継続していく。そういう事です。「行動」が重要だという事です。とにかくやれる事をやってみてください。気が付いたら、人生がきっと前に進んでいると思います。