毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

習慣化による進化。継続と改善。

40歳を超えて、それでも進化していきたいという事もあって、相変わらず習慣を大事にしています。若い時は、どうやっていったらいいか分からない事が多いし、そもそも何をしたいかもよく分からないというのもあるので、とにかく何か目の前にある事を頑張ったり、睡眠時間を削ってやったりすると思うんですが、長続きしなかったり、やっても身になっていなかったりして、本当に無駄が多いものです。でも、人生そういうものだと思うし、それを否定するつもりも全然ありません。でも、歳とともに分かってきたことは、習慣化してしっかりやっていくと、進化していけるというという事です。

そこで、今回は、習慣化によって進化していく、というお話ししたいと思います。主に、習慣の継続と、習慣の見直しと改善のお話しです。

何かを習慣にしていく為には、ある程度の継続が必要です。それは、英語の学習や計算ドリル、野球のスイングのように、身体に覚えさせていくようなものです。習慣が定着してその実践の効果が現れてくるのは、個人的には、2週間くらいの期間がかかると思っています。習慣の効果は、そのひとつに、その取り組みが大した労力もなく、生活の一部として自然にできるようになる、といったものです。朝の歯磨き、みたいなものでしょうか。労力なく、毎日できるようになったり、生活の習慣になったりした事を、習慣化した、と言えると思います。

その時点で、実際には、自分の生活自体に、取り組み始めた新たな習慣が根付いているわけですから、すでに自分に進化が起こっていると言えるのですが、さらに、ある段階で、見直しをして、習慣の内容を改善していく、という事です。新しい習慣が定着してくると、労力なく出来るようになると同時に、それでは物足りなく感じたり、退屈を感じたりするものです。それは、進化するチャンスです。改めて習慣を見直して、その習慣の内容を工夫して発展させたり、場合によっては、習慣をやめたり頻度を減らしたり、そういうのも含みながら、習慣の精度を上げて改善していく事です。少しハードルを上げて負荷が高くなるかもしれませんし、内容を少し変更したり、新たに何かを追加したりものになるかもしれません。そのようにして、習慣の内容を改善させたら、また、その改善した習慣が定着するのに必要な時間を数週間かけて継続していきます。

このようにして習慣を継続、見直し、改善をやっていくと、始めた頃と比較して、格段に取り組んでいる習慣が変化していると思います。これが、習慣による進化のプロセスです。

習慣は、自分の生活や人生を時間軸も含めて形作っているものですから、その変遷自体が自分自身の進化です。そのような意識で、自分自身を進化し続けていけるよう、習慣を継続、見直し、改善していきましょう。