毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

日々の感情を大切にして好きなように生きる

好きなように生きる。そのように生きられたらどれだけ良い事か、よくそう思います。ですが、この「好きなように」というのが、案外難しい。そうも思います。

 

そもそも、自分が「好きなように」と言っているそれは一体どういう生き方なのか。それすらも分からないという事があると思います。

 

好きなように生きる為にも、自分が好きな事を育てていかないといけないと思います。人間は最初から好きなものなんてありません。色んなものを見て、色んな事を体験して、その結果好きなものが見つかる。好きな事が体験的に身につく。そういうものだと思います。

 

人間は、基本的に学習する生き物です。経験として学んで、行動変容していく生き物です。元の何もない自分を、変容させていかないといけません。好きになるのも変容です。

 

実際、好きなものというのは、最初から好きだったのではなく、気が付いたら好きになっているという事ってあると思います。

 

別の場合には、思い込みによって好きになっていく、そういう事もあったりします。そもそも内的動機づけなんて無いですから、そう思い込む事によって、実際にそれを実践し続ける事で、身体にそれが好きになるという事を覚えさせていくという事です。ですが、どういう体験をするかが重要ですから、嫌いになってしまう事もあり得ます。だから、思い込みで取り組んで、結果的に、好きになれるものは好きになって、そうなれないものはそうならないわけです。確率的です。でも、そういう方法もあります。

 

好きになるというのは、感じる事が大切です。感じる事が好きになる事に気付く重要な手掛かりになります。それが好きかどうかは、感情が知っているという事です。

 

だから、いつも何かをやった時、体験した時、それが好きかどうかフィードバックする事が大切です。フィードバックして、好きかどうか感情に聞いてみるという事です。感情は、重要なキーとなります。

 

その意味で、感情知性を上げる事はとても大事です。感情が何を知っているのか、よく知るようにしておくことは大事です。頭で自分自身を言い聞かせる事は役に立ちません。

 

そのようにして、色んなものを見て、色んな事を体験して、ですが、色んな事と言っても、何も大袈裟な事ではなく、日々の体験を通して感情がどのように動いたのか、そのフィードバックがとても大事という事です。

 

そのようにする事で、好きなものが何か、何となくわかってきて、その「好きなもの」を大事にして生きていけば、それが「好きなように生きる」になっていくんだと思います。