とにかく、自分がやるべき事をやるんです。やりたい事をやるんです。やる事が大切なんです。
確かに、人に認められたいし、人に認識してもらいたいし、人に注目されたいし、人に愛されたいんです。ですが、人に期待して、人に依存してもしょうがないんです。そうではなく、自分が何をやるかで、とにかくやるって事です。他人に言われたからやるとか、そういうんじゃなく、自分で自分のやる事を決めて、自分でやっていくんです。
今の世の中は自由に開かれていて、自分でやっていきさえすれば、それで道は切り開かれていきます。自分なりの道は切り開かれていきます。
自分がこの世界で重要である事を示したいとか、重要なポジションに居たいとか、重要であると思われたいとか、その為のリソースをもっと欲しいとか、いろいろ欲望はあるかもしれませんが、そういった欲望は過剰だし、本質的には要らないんです。
過剰な欲望や所有物は、この世界では安心の為には必要に感じられますが、それは不安の埋め合わせみたいなもので、結局過剰なものだし、使わないし、役にも立てないし、要らないんです。
それより、自分が自分なりに自由度を持って、活動できればそれでいいんです。活動する事が大事なんです。やっていく事が大事なんです。とにかく動いて、とにかくやるんです。活動するんです。
活動するという事が大事なのであって、所有する事は本質的には必要ないんです。所有しても、すぐに活動に出て行ってしまえば、その所有物は要らないんです。そして、結局活動していれば、すぐに必要な所有物は手に入ります。
手に入った所有物はどうせまた、活動の為に使うんですから、活動が本質であって、所有物はそれを代替するものに過ぎないんです。
所有物とは、例えば、お金みたいなものです。ステータスみたいなものかもしれません。それは、単なる所有物であって、活動する為に使わなかったら、持っていてもしょうがないんです。
所有の為に活動するのではなく、活動する為に所有する。活動する生き物である人間にとって、これを間違えてはいけません。活動が本質で、所有はその為の一時的なものです。
活動するのは、自分自身であり、自分の身一つであり、その意味では、所有物は明らかにそんなに要らないのであり、所有物は自分の活動量を超える事なんてないんです。必要ないんです。
所有物の総量は、活動する総量より小さく、その一部であり、超える事は絶対にありません。ですから、所有なんかに気にせず、承認なんか気にせず、本質的な生き方として、人は活動していくんです。