毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

より良く働いていくには、仕事の結果ばかり追いかけず、仕事の〇〇感を大切にする。

会社などで仕事をしていると、仕事の成果や評価を気にしてしまって、それらの事ばかり考えてしまうと思います。成果の為の結果を出す為には色んな事をやらないといけません。きちんと計画を立てて、それらを実行して、結果を作って、それを成果にする。考えるだけでやる事はいっぱいに感じます。

 

仕事の結果を出す事ばかり考えていると、その結果をどのように出すか、その為には何をしないといけないか、など、仕事をしている間、それらの問題解決の為の事ばかり考えて過ごす事になります。仕事だから当然だと言えばそうですが、その事でストレスフルになっていたり、疲労感を感じていたりします。楽しさや喜びを全然感じていません。

 

そして、仮に喜びが感じられるとすれば、それは結果が出た時です。結果が出た時、それまでのストレスや疲労が吹っ飛んで、達成の喜びが感じられるかもしれませんが、安堵感みたいなものだったりします。そして、しばらくして、次の結果を作る為の準備に入ります。この感じだと、達成しては安堵する、を繰り返す感じになってしまいます。

 

人間は体験する生き物です。何をしていても、もちろん働いていても、何かしら体験をしているわけで、体験をしている時の自分をしっかりと感じなければ、自分にとってはそれらの時間は何もない時間になってしまいます。

 

人間は、感情を持つ生き物ですから、何かを体験している時の感情を感じないと、ただ、何かをやっているだけになって、気が付いたら時が経って、身体に疲労感が残り、せいぜい結果や成果が出た後に満足するしかありません。もちろん、その満足は良い事ですが、たいてい心は次の結果を出す事に向いています。

 

だから、仕事をするときは、仕事の結果ばかりを追いかけずに、仕事をしている時の心の動き、気もち、感情を感じるようにする事が大切だと思います。心の動きやその時の気持ち、感情を自分で感じる事が、体験する人間にとって大事で、仕事の充実や喜びが得られます。

 

働いている最中に、ワクワク、ドキドキする事も実際あると思います。そういう「ワクワク感」、「ドキドキ感」は、とても大事な心の動きです。それらの気持ちの動き、感情の動きをしっかり感じるようにするのが良いと思います。働く事が楽しくなってきます。

 

仕事の結果に関しても、仕事の「達成」ではなく、「達成感」を大事にするのが良いと思います。充実もより充実感、満足より満足感、みたいな感じでしょうか。単なる結果や事実を追いかけるのではなく、それに伴って生じる〇〇感を大切にする事が重要です。働いている時の〇〇感をしっかり感じて、それを自分にフィードバックしないと、人間としては本当に何も体験していない事になってしまって、時間も感じられず、残るのは結果や評価かもしれませんが、毎日の疲労感だけかもしれません。そんなのは勿体ない事です。日々、仕事の中にたくさんの喜びや楽しさ、〇〇感でいっぱいかもしれないのに。

 

そういうわけで、仕事をするときは、結果や成果にばかり囚われてそれらを追いかけずに、仕事をしている時の心や気持ち、感情の動きを自分で気付いて感じるようにして、〇〇感を大切にするのが良いと思います。そういった事のフィードバックの積み重ねが働く事をより良くしていくと思います。人間は、体験する生き物です。