毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分の人生は自分の物語。

自分の人生をより自分の人生にしていく。おそらくそういう時代だと思います。自分の人生というものがこの時代、例えば21世紀という現代では、とても重要な事だと思います。

 

物語みたいな意味でも、自分の人生を自分の物語にしていく。そういう言い方も出来ると思います。常に、自分にとって一貫性のある、言い方を変えると、アイデンティティを作っていくように、自分の物語を創っていく。それが、人生というものだと思います。

 

以前は、あるいは、昔は、もっと自分という単位の要素はなかったのかもしれません。もっと集団という単位の方が重要な意味があったんだと思います。そして、自分という単位が、もっと集団という単位の一部であると考えていたんだと思います。家族というのも集団というものの1つと言えますが、家族に属する昔の時代と比べて、今はもっと家族に属していなくて、より自分の人生、より個人としての自分の人生を考える時代になってきたんだと思います。

 

個人の時代だからと言って、周りの人との関係性は重要でないとか、社会は重要ではないとか、そういう事を言っているわけではありません。ですが、蟻や蜂のように集団の全体としての統一されたような意志の一部という感じではありません。あくまで、個人としての自分があって、その上で周りの人たちとどうつながるか、そういう話です。

 

個人としての自分の人生がより重要になるとともに、周りの人たちや世界が、自分という世界のウィンドウから見た外側の世界というニュアンスになってきています。主観性とか、主観的な世界というものが、自分にとってとても重要です。

 

また、言うまでもありませんが、世界の共通する価値観としても、個人は一人一人が尊重される時代にもなってきています。個人がちゃんと尊重されて、その上で、集団や社会がある、そのような社会として社会が捉えられてきています。

 

自由意志という観点では、自由意志はますます重要になってきています。自分の意志で多くとの事を決めて、多くの事を実践する時代になってきています。より自分の頭で考え、より自分で責任を取っていくような時代になってきています。自由意志で、自己責任の時代です。

 

その意味で、これからは、ますます自由、特に個人の自由が増す時代になっていきます。ウェルビーイングの価値観も、個人個人が尊重される事が重要になっています。

 

人生。言うまでもなく今では自分の人生は大事なのですが、それは現代の事であって、以前はそんなに自分の人生が重要ではなかったかもしれません。でも、これからは間違いなく重要です。自分の人生です。