毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

人はベイズ確率の性質で不安でつらくなりやすい生き物。今ここを生きるという実践。

色んな事を勝手に想像してしまって、気が付いたら不安でつらくなるという事はよくあると思います。特に、自分で勝手に未来を自動予測してしまって、知らず知らずのうちに、不安で不自由な気持ちになる感じです。

 

また、自分は「こうなりたかった」「ああなりたかった」という期待してした未来が現在はそうなってない事に後悔し、つらくなるという事もあると思います。「こうなりたかった」の「なる」は、現実化するという意味で、「こう現実化したかった未来が、今は現実化しなかった」という気持ちになって、つらくなるという事です。こういうつらさも、非常に煩わしい事です。

 

頭の中では、自分自身の色んな種類の膨大な経験や情報に基づいて、自動的に未来を予測しています。人間の頭はそのような性質になっています。ですが、常に情報は不十分で曖昧ですから、それから予測される未来は現実化するほど確率は高くはありません。

 

また、自動予測される未来は、人間の性質である認知バイアスによってネガティブな事を反映しやすいですから、たいてい自動予測される未来は、不安でつらいものです。

 

こういうのは、確率統計学の世界では、主観確率とか、トーマス・ベイズにちなんでベイズ確率とか、そういう言い方がされます。人間のこの「ベイズ確率」の性質によって、人間は不十分な情報に基づいて未来を自動予測してしまうわけですが、それはネガティブなバイアスのかかった未来を予測しがちで、現実化するほど確率は高くありません。

 

そのような人間の性質を踏まえると、やはり、「今ここ」を生きるという実践がとても重要になります。普通に過ごしていると、ベイズ確率の性質で、いちいち、不確実な不安な「未来」やそれに基づいて現実化しなかった「今」に苦しむわけですから、これを放っておくわけにはいきません。

 

毎日、習慣として、自分と向き合う時間を作る事は大切です。そして、不確実な不安な「未来」に苛まれている自分や、それに基づいて現実化しなかった「今」を後悔している自分に、気付いて、知ってあげる事は大事です。

 

自分をしっかり観察し、よく知り、理解し、そして、認めて受け止める。こういう事を、リラックスして静かに行うだけで、随分と気持ちは楽になります。

 

そして、起こりもしない未来やそれに基づいた現実化しなかった今に囚われるのではなく、「今」の自分を良く知って、どういう事をすると楽しいのか、心地良いのか、そして、どういう事で充足しているのか、今の自分をよく感じて、聞いてあげる事が大切です。そうする事で、未来が開けてくる感じがします。

 

人は、元々ベイズ確率の性質を持っていて、無意識に不安でつらくなりやすい生き物です。ですから、「今ここ」を生きる実践を日々の習慣に取り入れて、「今」の自分をよく観察して、「今」の自分の充足や楽しみを聞いてあげる事が大切です。そういうする事で、ベイズ確率とは異なる未来が開けてくると思います。