毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

自動予測により生じた不安に苦しむ。認知バイアスと客観視とウェルビーイング。

日々、仕事の事、生活の事を考えていると、頭の中がいっぱいになって、きつくなる、苦しくなるという事ってあると思います。さらに、自分の頭の中での勝手な予測がどんどん展開してしまったり、まだ起こってもいない未来の事を何回もリハーサルするように考えてしまったりして、さらに、苦しくなる。こういう事もあると思います。

 

人間には、生存していく為に、不安や危険などのネガティブな事に適応する性質が備わっているので、自動予測は無意識にやってしまいます。目の前の命の危険に関してはその性質は大いに役に立ちますが、現代社会での日常では、生きづらさの原因になります。もはや現代では、生存し続けるために生きているわけではなくて、より豊かに、より良く生きる為に、つまり、ウェルビーイング(Well-being)に生きる事が大事です。

 

毎日の出来事、昨日までの経験によって、頭の中に貯まったたくさんの情報を活用して、無意識に未来を自動予測してしまいますが、その未来が不安を引き起こします。これは、適応的に生存していく為の認知のはたらきです。そのような認知バイアスを持っていて、特にネガティブな事、不安を感じやすいように、適応的な人間の性質上、そうなっています。生存するために、その不安を回避する事を認知システムは要求してくるわけですが、それが慢性的な疲労につながったり、対処できなければ、慢性的な不安感につながったりしてしまいます。

 

なので、日々、そのような不安感、勝手に自動予測される漠然とした不安な未来を、放っておかず、対処する事が大切だと思います。対処するには、対処するための、ゆっくりとした時間を作る事です。

 

何か漠然とした不安、嫌な感じがあったら、自分と向き合う、リラックスした落ち着いた時間を設ける事が大事です。自分を客観視する時間です。自分に対して客観的になって自分がどう感じているのか、何を不安に感じているのか、観察していると、どことなく気付いてきます。自動予測している、まだ起こっていない未来に不安を感じている事に、気付いてきます。それだけで随分楽になります。

 

そして、不安を感じている事を、自分で認めてあげる事です。良い意味で、この事を重大視するのも良いと思います。自分にとっては大事な問題で、その不安を軽視しない事は、自分に優しくなることにつながります。

 

自動予測が軽視できない不安であることに冷静に気付けば、それから、この問題に対してどうするか、考える事が出来ます。冷静に考える時間を作る事が、また、とても重要です。具体的な対応策があれば、それに備えればよいし、そういう心構えをするだけでもかなり違います。

 

また、勝手な自動予測により生じる未来の確実性が高いのか、という事もあります。まだ起こりえない事を、確実性が高かろうが低かろうが、認知システムはあれこれ生み出してしまいますから、それに振り回されているかもしれません。そういう事にも、冷静に自分を客観して気付けるとよいと思います。

 

人にとって、忙しい日々を、そのままに放っておくことは、現代では良くない事もあります。仕事などの日々の出来事の情報に基づいて、認知システムによる自動予測を勝手に頭の中で行って、不確定な、でも不安な未来に苦しみます。だから、そういう自分を放っておかず、落ち着いた時間を使って、客観視する事が大切です。そういう時間を日々作っていけば、不安が軽減していきやすくなって、ウェルビーイングな生き方につながっていくと思います