毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

「今ここ」について考える。世界に対する自分の「相対的な速度」をゆっくりにする。

朝から頭の中で不安が押し寄せたりしてつらくなる事ってあると思います。昨日までの事や最近の事、仕事の事や人間関係の事、今考えなくてもいいような事が、頭の中を自動的に展開して、それで勝手に不安になって、つらくなる。また、世の中の情報はたくさんあって、社会や人間関係など考えないといけない事が常にたくさんあって、心は全然落ち着かず、そういうのも不安をもたらすと思います。

 

こういう、頭の中の事や、世の中の事、言い換えると、自分の中の世界、自分の外の世界のたくさんの情報、速い展開に、自分自身が囚われて、振り回されて、落ち着かず、不安やつらさがやってくる、そんな感じでしょうか。

 

こういう事に関しては、「今ここ」を生きるというのが良いというのは、マインドフルネスなどでは言われるわけですが、その事について考えてみたいと思います。何故、「今ここ」を感じるようにすると、上で言ったような「囚われ」から解放されて楽になれるのか。

 

自分の頭もしくは心の中で想像する世界=内的世界、自分の外の物質的、物理的世界=外的世界というように、自分にとっての世界を内と外に分けて考えていたものを、ここではいったん内的世界と外的世界を区別せず、単に自分にとっての世界というように捉えてみたいと思います。単に、自分と世界です。

 

不安が押し寄せる世界、仕事や人間関係の色んな世界、世の中の事、色んな世界を、「景色」のように考えてみます。自分が例えば、10km/sで走っていると、「景色」はどんどん展開して、色んな景色が次から次へと自分の目に入ってきます。展開する景色の情報が多すぎて、頭がいっぱいになって落ち着きません。

 

一方、1km/sでゆっくりと歩いているとします。「景色」はそんなに展開しません。周りにある景色を十分に見て観察する時間はたっぷりあります。のんびりとした気持ちで、ゆっくりと景色を眺め、何かを感じる事が出来ます。そのくらいゆっくりしています。

 

「今ここ」というのは、10km/sで走る事より、1km/sで歩く事という感じです。景色をゆっくり眺める為に、ベンチに座ってもいい感じです。

 

つまり、内的であれ、外的であれ、自分にとっての世界に対して、自分自身の意識の相対的な速度をゆっくりにするという事が、「今ここ」を大事にするという事だと思います。

 

頭の中で速い速度で展開するネガティブな想像を、無意識に追いかけずに、意識的にゆっくりにして、場合によっては、静止して、眺める、観察する、そういう事が「今ここ」については大事です。世の中の速い速度で展開するたくさんの情報に対しても同じです。

 

そして、相対的という事で言えることは、意識的によく観察しようとすると、相対的に自分自身の速度はゆっくりになって、立ち止まったようになって、「今ここ」の状態になります。

 

このように考えてみると、「今ここ」を生きるという事にとって大事な事は、自分にとって世界に対する相対的な速度をゆっくりにする、その意味での「速度」の問題のように思います。