毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

ストレスや疲れでつらい時。過去や未来のイルージョンから脱して、自分時間を取り戻す。

平日に、仕事の事や会社の事、人間関係など、ストレスや疲れの日々を送って、そして、週末になっても、そういう事をまた考えてしまって、反芻思考に陥って、頭がつらいという事はないでしょうか。せっかく、週末仕事が休みなんだから、仕事の事を考えずにゆっくり過ごしたいものです。頭にとっては絶対その方が良いです。

 

その為には、そういう事に反芻思考してしまう時間を取られるのではなく、自分時間を取り戻す事が大事です。

 

会社に居る時間が長いと、その分だけ、会社での事、仕事の事、仕事上の人間関係の事、を体験して記憶してしまっているので、その事が頭の中を自動的にずっとめぐってしまいます。自動思考です。「あれもやらないといけない。これもやらないといけない。」という「時間がない」メッセージを何回も頭の中で反芻思考していると、自分の頭の仕組みでいつも急かされる感じになって、頭が疲労してきます。

 

そして、経験した記憶の反芻思考も、もはや正しい記憶、事実とも限りません。自分の頭の中でどんどん記憶と記憶が連結して展開するので、すでにイルージョンになっている事もあります。過去に囚われているのではなく、過去に基づいて自ら作り出したイルージョンに囚われてオーバーウェルムドしているかもしれません。

 

また、これから先の未来の事もそうです。これまでの経験と記憶に基づいて、これから起こるかもしれない自動予測を勝手にしてしまいます。未来のイルージョンです。その未来のイルージョンがストレスで不安いっぱいだったら、つらくてしょうがありません。

 

でも、実際、過去や未来のイルージョンが頭の中で巡る事はよく起こる事で、これらを放っておくと、本当に頭は疲弊して鬱になってしまいます。

 

なので、過去や未来のイルージョンに取りつかれている事に気付いて、「今ここ」にいる自分の時間を取り戻す事が大事です。その方法は、自分を客観的にみる事であり、気付く事です。そして、次から次へと展開するイルージョンの時間から、自分に時間に、時間を取り戻す事です。頭の中のたくさんの絶え間ないイルージョンの時間はとても速く、とても短く感じられて、時間は足りなく感じます。でも、「今ここ」の自分時間はゆっくりとしていて、時間はたくさんあります。

 

仕事の事、人間関係の事、確かに色々と反省して、やる事の為の整理や、準備、計画を立てる必要はあるかもしれません。でも、その前に、自分時間を取り戻す事がとても大事です。ゆっくりとした、たくさんある時間の中で、あらためて、そういう事については考えればよいと思います。結局、そういう事について考える時もゆっくりとした時間で考えないと生産的に考える事が出来ないと思います。

 

そんなわけで、仕事や人間関係など、ストレスや疲労でいっぱいで、頭がつらい時、そんなときは、過去や未来のイルージョンの時間から脱して、「今ここ」の自分時間を取り戻しましょう。その方法のきっかけは、自分に対する客観視であり、気づきです。自分時間はゆっくりとしてたくさんあります。そんな自分時間を過ごす事が大事です。