毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分の力を感じたいから人と話をしたい。権力を感じたい。

人はいつだって自分の力を感じていたいんだと思います。自分には力があると感じていたいんだと思います。

 

人はどういったときに自分の力を感じるのか。例えば、人と話をするとき。人と話をするときに、自分の話を聴いてもらえたら、それは自分の力を感じる事につながると思います。

 

何か人に自分の話をしたときに、その話を聴いてもらって、そしてその話に対して何かリアクションをしてくれた時だと思います。何か返ってくるというのは、自分が何かアクションを起こした時、その反応が返ってきたという事だと思います。

 

そんな時に、人は自分の力を感じるんだと思います。

 

作用反作用の力です。ちゃんと自分の力を振るえている。自分の力をちゃんと行使出来ている。そういう事だと思います。

 

また、人と話をしたときに、その話がちゃんと相手に伝わった時、そういう時に自分の力を感じると思います。これも、人に話を聴いてもらえた時と似ています。

 

いくら人に話をしても、自分の話が伝わらない。通じない。そんな時、自分には力があると感じられないから、とてもつらい気持ちになると思います。そして、不安にもなります。寂しくもなります。何も手ごたえが無いわけですから。

 

その意味で、人に話を聴いてもらえないという事も、自分には力が無い事、自分は無力である事を感じて、つらく苦しく感じられると思います。

 

そして、話が聞いてもらえない、話が通じない、そういう時というのは、不安でしょうがなくて、虚しくてしょうがないと感じると思います。無力感であり、絶望感です。

 

何か人と話をすると、何かが返ってくる。これが、人間関係における大事な事で、自分の力を感じ、相手も自分の力を感じ、互いに生きた心地がする、そういう事だと思います。

 

自分の力を感じるというのはすなわち、自分に権力があるという事です。自分の権力はちゃんと自分で握っていたいし、自分で正しく振るいたいわけです。誰にも自分の権力は誰かに明け渡したくないわけです。それはまるで、自分の命を自分以外の誰かに明け渡すようなものですから。そんな事はしたくないわけです。

 

人に何か働きかけた時、ちゃんと何かが返ってくる。この事がとても大事で、人間社会とはそのように成り立っているはずです。自分はその社会でちゃんと生きている。そういう事です。

 

だから、人はいつだって自分の力を感じていたいんです。だから、人と話をしたい、そして、ちゃんと話を聴いてもらいたいし、話を伝えたいんです。そのようにして、自分の権力を確かなものにしたいんです。