毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人間はただ情報を取り入れて、感じて考えて、それだけでドリブンする生き物。

人って凄いなって思う事は、言うまでもない事ではありますが、ただ色んな情報を取り入れるだけで、自分自身をドリブンして生きていく生き物だという事です。

 

ただ何かを見ているだけで、それらから何かを感じて、それを元に何かを考えて、何かを始めるわけです。他の動物も似たような事をしているんでしょうけど、人間ほどそんな事をやっているのかなと思うと、人間というのは本当に不思議で、人間というのは凄いなと思います。

 

外の自然の景色をただ観ているだけで、それから何かを多彩に感じて、心が動いて、その情報を記憶として蓄積していきます。人との関わりの中にいて、直接何かを喋らなくても、ただ見て、話を聞いているだけで、何かを感じ、考えて、それらを情報として記憶します。そして、それらが動き出す原動力になります。

 

例えば、何か自分自身を変えたいと思う場合、特に具体的に何かをしようとしなくても、周りの環境をただ見て、感じて、考えているだけで、それらの情報を元に何かを始めるきっかけにします。周りの環境を要因にして、自分自身を変える事が出来るわけです。

 

そのように考えていくと、感じる力、考える力はとても大事なんだと感じます。

 

感じるというのは、人間が生きる源です。でも、感じるには、ポジティブな事だけはなく、ネガティブな事もあります。つらく感じる事、苦しく感じる事、嫌だと感じる事、そういうネガティブな事は感じたくない事ですが、それでも、自分をドリブンする力になります。感じる感度があんまり低いと、自分を奮い起こしてくれません。その意味で、感じる感度が高い事はとても大事です。感じる感度が高ければ、些細な事で十分で、ただ見て、ただ触れるだけで、大きく多彩に感じる事が出来ます。

 

そして、考える事は、人間をどんどん突き動かしていきます。色んな情報や記憶もそうですが、感情が大きく動かされてしまうと、どうしたって頭を使わないわけにはいきません。つらい事はあると、それに嘆きつつも、思い悩まされつつも、何かを考えないわけにはいきません。良い事があれば、その事に心躍らせて、もちろんそれを考える材料にします。色んな感情の動きに連動して、考えるわけです。それが人間の知恵の源です。

 

そういうわけで、何か自分を変えたいと思う時は、無理に何かをしようとしなくても、また、無理に何かを計画しなくても、色んなものをただ見て、触れて、聴いていれば、それを材料にして、自然と感じて考えて、そして、何か自分自身を変えるきっかけにしていくと思います。