毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

考える事に集中したい時は、何かをしながら考える。

人は、なかなか1つの事に集中できません。これに集中したいと思っても、気が付いたら違う事をやってしまっています。

 

きっと人間というのは、何か1つの事に集中して出来ない生き物なんだと思います。何かをしながら、何かをやるのが良い生き物なんだと思います。

 

例えば、「考える」。考える事に集中したいわけですが、椅子に座ってじっと何かを考えようとしても、気が付いたら全然考える事に集中出来なくなって、違う事をやっていたりします。スマホをいじったり、人とおしゃべりしたり。

 

どうせ何かを考えるなら、じっと座ったまま他に何もせずに考えるより、散歩にでも出かけて、歩きながら考えた方が良いのではないかと思います。長いこと歩いていると、考える内容も色々と展開して、また、気分転換にもなっていて、良い考えが浮かんだり、考えが進んだりします。

 

歩くというのは、身体を使っているわけで、無意識的に何も考えずに出来る行為です。こういう習慣化した行為を人間はたくさん持っていて、こういった習慣をやりながら何かをするという方が、何もせずに取り組むより捗る。そういう事はあると思います。

 

人とお話をするのも、食事をしながらお話しするというのはよくある事です。人間はこれをすごく習慣化しています。食べながらしゃべる。ただ喋るより楽しいし、心地良いし、ある意味効率的です。

 

頭をより使って何かをする事に関しては、特に、身体を使った習慣をしながら取り組むのが良いと思います。身体を動かしているうちに、身体が活性化して、神経も活発になって、考える事を集中できます。頭も案外冴えてきます。また、リラックスもしてきます。

 

逆に、そういう事をやっていないと、考えながら気が付いたらスマホをいじったり、考えながらおしゃべりをしたり、せっかくやろう思っていた「考える」事が踏み台のようになってしまって、スマホいじりやお喋りなど、本来やりたいと思っていなかった事の方をずっとやってしまいます。

 

そういうわけで、何かに集中して取り組みたい時、特に、頭をより使うような事を、考えるような事に取り組みたい時は、何かをしながら取り組むのが良いと思います。歩きながら、また、食事をしながら、何かをする。そういう事です。身体を使った習慣をしながら、考え事をするというのが良いという事です。

 

人間は元々身体から成る生き物ですから、脳みそだけではどうにもなりません。身体と習慣を基礎にしながら何かをする。人間らしい営みだと思います。