毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

目の前の事を小さく育てて、その結果大きくなる。

人間がやっている事には、はじめから大きな事という事は基本的にありません。そうではなく、目の前の事から小さく育ててその結果大きくなっていくもののように思います。

 

例えば、仕事。仕事も目の前の仕事に集中して、小さく育てて、少しずつ形になってきたら、その仕事をもっと大きくするとか展開するとか、そういう感じです。それには順番があって、そういう順番を経て大きくなっていくんだと思います。

 

結婚もそれに似ているように思います。まず、目の前に相手がいて、その相手と良い関係になって、その結果結婚する事になって、その先に家庭や家族がある。それには、仕事と同じく順番というものがあります。目の前の1人の関係を大事にして、その関係を大事に育てて、その先に結婚があるのであって、いきなり結婚はありません。家庭を作る、みたいな大きな事は、はじめはなくて、少しずつ育ててきた結果あるものです。

 

基本的にはそのように、目の前にある事を小さく育てて、その結果大きくなっていくものです。形から入るものではありません。外見から入るものではありません。外から見て大きいものが価値があるように見えるからと言って、いきなり大きなものを作ろうとするものではありません。そうではなく、小さく小さく育てていった結果、大きくなっているだけです。

 

人間のやる事は基本そうです。動物や植物も、生き物全部きっと同じです。小さな苗からはじまって、時間をかけて育てて、その結果実るものです。いきなり大きなものが実る事はありません。

 

人は不安が大きいと、すぐに大きなものに飛びつきがちです。大きなものだと、周りから見ても分かりやすいし、認められやすいし、自分も周りも凄いと思いがちです。

 

結局それって、周りの事を気にしていて、周りからどう思われるかを気にしていて、だから、大きく見せようとして、大きなものとしての仕事だったり、結婚だったりするんだと思います。周りからどう見られるかという点で、大きな仕事が出来ていたら安心だし、結婚していたら安心というわけです。

 

それも、自分自身の抱える不安であったり、自信の無さだったりするわけです。ですが、分かっていても難しいわけですが、どうしても大きなものに飛びつきがちです。

 

ですが、他の動植物と同じく、人には順番というものがあって、目の前の事を大事にして、小さく育てて結果として大きくなる。仕事も結婚も、人間のやる事は何事もそうです。いきなり大きなものになる事は決してありません。