大きなことをやりたいと思う時は、きっとそれは上手くいかないから、小さな事に分解して、出来るだけすぐできる小さな事をやっていく事が大切だと思います。
大きな事というのは、おそらく、漠然としたことだと思います。漠然としているから手に付けられない。そのようなものだと思います。せいぜい、頭の中で想像を巡らせる事が出来る程度のもので、きっとそれは曖昧なものだと思います。そうではなくて、手に付けられる事に注目する事が大切だと思います。
そして、大きな事というのは、凄く時間がかかりそうなことだと思います。凄く時間がかかりそうな事というのは、時間がかかるがゆえに、この先どのような展開になるか分かりません。どのような展開になるか分からないという事は、凄く曖昧なものになっていく可能性が高いという事です。そのようなものを、手を付けてもいないうちからやろうとすると、きっと途中で上手くいかなくなります。また、どこから手を付けていいか分からないと思います。結果、手の付けようがなく、時間ばかりが経ってしまいます。
また、大きな事というのは、1人ではできない事が多いと思います。1人で出来ない、1人で始められない、1人で手を付けられない、そういう事というのは、行動に移し、実践していく事が極めて難しくなります。
そういうわけで、大きなことをやりたいと思ったら、まずはそれを分解して、小さくして、自分の手を付けられるものする事が肝要だと思います。いわゆるスモールビジネスです。
実際にやる事、やれる事というのは、小さな事です。手の付けられる事です。手を付けられる事を継続した結果、大きくなるかもしれません。自分の目線には、それはいつまで経っても大きなものには見えないものかもしれません。手を付けて継続出来ているという事は、それはずっと手の付けられる小さな事だからです。
基本的に、やれる事は小さな事です。スモールビジネスです。別に、小さな商売と言っているわけではありません。自分事としてのビジネスです。自分事としてのビジネスを、スモールにはじめて、スモールに続けるという事です。大きいかどうかは、そんなに重要ではありません。
そもそも、大きな事という事自体が、捉え方として間違えている可能性すらあります。何かをやっていく上で大きなことなどありません。小さい事しかありません。大きく見えるものは、小さいものを総合的に組み合わせて大きく見えるものだったり、ぼやけていて曖昧だからこそそう見えるものだったりします。大事な事は、いつだってスモールビジネスです。
