毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

上手くいかない考えでは上手くいかないが、上手くいかなくても問題ない。

上手くいかない考えの時は、たいてい上手くいきません。いくらやっても、その考えでやろうとする限り、うまくいきません。なので、上手くいかない時はその考えを止めるべきです。

 

難しいのが、上手くいかない考え方になっているという事に、なかなか自分では気づかない事です。考える事は頭の中でやっている事で、また、気付くのも頭の中でやる事なので、自分が考えている事を自分で気付くというのが、どうにも出来ないという事です。そこが難しいところです。

 

人は、何かに取り組んでいる最中、その事に没頭しているので、没頭している後ろ頭を自分で後ろから見る事はできません。言い方を変えると、今考えている事を、外側から見て、その事について気付いたり考えたりするという事が、物理的にできないという事です。

 

もしできるとすれば、時間をかけるという事です。何かに取り組んで没頭した後に、その事から頭を抜き出して、自分が取り組み考えてきた事について振り返る事で、ようやく気付けるという事です。ですから、時間がかかるという事です。

 

そして、結果的に時間がかかるわけですから、結局上手くいかない考え方になってしまっている時点で、そこから修正して上手くいくようにするという事にはどうしても時間がかかるという事です。

 

ですので、時間がかかるという事を諦めるという事です。いかようにしても時間はかかります。ですが、時間がかかる事を気にしない。そうするべきです。

 

頭が、上手くいかない思考にはまったら、長い間上手くいかない時間が続く事になるわけですが、結局は、その上手くいかない時間を過ごさざるを得ないという事自体を受け入れる事です。

 

そして、時間なんていくらでもあるというように理解する事です。

 

人にとって、時間の概念は負担になります。時間が刻々と過ぎていく事を負担に感じます。時間が問題になるのです。

 

ですが、時間というものに振り回されないようになれば、その事を乗り越えられます。「時間が無い」という状態にはまってにっちもさっちもいかなく事に、つらく感じたり、不安に感じたり、焦ったりしてしまうという事は、人間にとってありがちですが、最も良くない状況なわけです。

 

そんな事より、明日になったら考えよう。明日になったら解決している。そのように、時間は引き伸ばして長くして考える。長く長くして、そして、時間の概念から解放されるようにして、色んな物事に取り組んだらいいんだと思います。上手くいかない事自体、問題ありません。