毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

瞑想の振り返り。もやもや・囚われ・10分以上必要

先週、このところ瞑想があまりうまくいっていなかったという事で、瞑想の振り返りをしました。そして、気づきとして、具体的には仕事の事にかなり囚われていた事、囚われが強いと脳の観察モードとしてのサリエンス・ネットワーク(SN)モードになるには10分以上の時間がかかるという事、が分かりました。

 

今回、先週の振り返りから1週間ほどが経ったので、もう一度振り返りをやってみようと思います。今週は、仕事は休みで、基本的には自宅で過ごしていたので、いつもと少し違う1週間だったかなと思います。でも、仕事がなかったのに、瞑想に上手く取り組めていなかったようにも感じていて、そういう意味でも、あらためて自分の行っている瞑想について、見直してみようと思います。

 

いつものように、リビングで窓に向かって目を閉じて椅子に座って、呼吸に集中するようにしながら瞑想を行いました。しばらく、なかなか落ち着かなくてもやもやして、心を静めようとしてもそうならないので、それを諦めて、思うままに、考えるままに任せる事にしました。そして、どことなく落ち着いてきたような気がしたので、また、呼吸に意識を向けて瞑想を続けて、という感じで、無理に何か気づきを得ようとする事も止めて、瞑想をただ続けました。そうしていると、15分くらい経っていて、心が随分と落ち着いていたので、そこで終了しました。

 

そのようにしてやってみてその後に気付く事は、はじめのうちは頭がもやもやした状態になっていて、その具体的な内容についてはよく分からないという事です。不安感とか焦りとか、色んな感情と結びついているというか、むしろ色んな感情から成るもやもや状態になっているという感じです。ただもやもやしているだけだから、その内容や理由もわかりません。

 

でも、それをそのままにして瞑想を続けていると、あれこれと勝手に色んな事を考えてしまい、そこから、色んな事を考えている、気にしている事が分かりました。仕事の事も考えていましたから、休みに入っていたとは言え、やはり仕事は日常の一部なので、頭の中にはあるんだなという感じでした。そういう意味では、そういった様々な事柄に漠然と囚われていて、それらに結びついた感情がもやもやと頭を漂っているような感じだったと言えるかもしれません。

 

そして、前回と同様に改めて思うのは、もやもやした曖昧な感情が晴れた感じになって心が落ち着くまでに、ある程度時間がかかるという事です。少なくとも10分はかかるという感じです。以前は、数分瞑想をすればいつでもどこでも落ち着くというような感じもあったのですが、このところ思うのは、10分くらいはやった方が良いという事です。自分のコンディションによるのかもしれないし、最近瞑想がおろそかになっていて上手く集中できなくなっているからかもしれません。

 

あらためて、瞑想を振り返ってみましたが、分かった事は、瞑想を取り組む最初のうちは、不安や焦りなどの色んな感情から成るもやもやした状態になっているという事、そして、しばらく続けると、感情のもやもやが落ち着くとともに心が静まってきて、色んな囚われがあるという事という事が分かる、という事です。そしてそれにはやはり10分以上の時間がかかるという事です。

 

最近は、朝からもやもやしている事が多いです。これからも、10分以上を意識して瞑想を取り組んで行こうと思います。