毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分を突破させてくれるのは思考。そして、言葉のパターン。

どのような時でも自分を突破させてくれるのは思考なわけですが、思考をドリブンさせる時使うのは言葉です。なので、言葉の使い方が思考にとってとても重要なわけです。

 

人間は言葉を身につけていますが、その身につけた言葉の使い方によって思考はいかようにもドリブンさせられます。右に思考を導きたい時はそのような言葉を使えばいいし、左に導きたい時はそれに合った言葉を選択して使えばいいのです。

 

そして、言葉は多様ですから、言葉巧みに自分の思考を自分の思うように持っていけるように使えばいいのです。自分の思考が自分を動かしていく時に、適切な言葉を選択して使えなければ、自分がはまっている今の状態を上手く突破させてくれません。

 

自分の言葉を自分の思考に役に立つように使う為には、自分がどのような言葉の使い方をしてしまっているか、よく知っておかなくはいけません。自分がいつもどん詰まって前に進めなくなっているようであれば、それは自分の言葉の使い方によっていつものパターンで行き詰まっているのかもしれません。

 

思考パターンと言いますが、それは、実は思考パターンではなくて、言葉の使い方のパターンなわけです。自分に身についている方言には、その方言のパターンがあってそれに基づいて思考がパターン化されているわけですが、それと同様で、自分の言葉のパターンが思考のパターンをコントロールしているわけです。ここに気付かないと、いつまで経っても自分の思考パターン、そして、行動パターンは変わりません。

 

むしろ、あえて、自分が普段使わない言葉の使い方を活用してみるのも良いと思います。普段から慣れない言葉を使う事で、気が付いたら自分の思考が変わり、行動も変わる可能性があります。

 

そして、もちろん、言葉の使い方のバリエーションを増やす事は大切です。読書が大切というのは、そのような事にも関係しています。小説にも色んな小説がありますが、作家によって文体はそれぞれ違います。しっくりいく文章を書く作家をいれば、全然内容が入ってこない文章を書く作家もいます。書き手と読み手にはマッチ、ミスマッチがありますが、これもいかに言葉の使い方が人に与える影響や印象が違うかを物語っています。

 

この局面を突破したいのになかなか突破できない。よくあると思います。自分を突破させてくれるのは思考によりますが、その思考パターンが自分を行き詰らせている可能性があります。その原因のひとつは言葉の使い方です。自分が身につけてきてしまった言葉のパターンです。ですから、その言葉のパターンに気付いて変えていく。その事が、自分の思考を変え、行動に変革を起こし、自分を予想外に動かし、突破させてくれます。