毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

やりたい事と、仕事や成功は全く違うもの。

人はやりたい事をいつも求めていると思います。やりたい事なんだから、それはただやればいい、そういう話でもあるんですが、そのやりたい事が見つからない、やりたい事が分からない。そういう事があるから、人は悩むわけで、そして、考えるわけです。

 

やりたい事を仕事にしたい。このように考える事もあると思います。事実、やりたい事を仕事にしている人もいるし、それは出来ない話ではない。そう思います。ですが、全ての人はそのようにできているわけではない。それも事実です。多くの人にとっては、そっちの方が事実だと思います。

 

だからこそ、今やっている仕事はやりたい事ではないと感じるわけで、仕事は大変だから、出来ればやりたい事を仕事にしたい。そう考えます。そう望みます。そう考えるのは普通です。だって、それを実現している人がいるわけですから。ですが、実際それを実現するのは簡単な事ではない。

 

仕事とは何かと言うと、その目的から考えると、仕事は人の為にやる事であって、人の助けになる事であって、人の役に立つ事です。だから、仕事は存在するし、実際仕事は社会に求められています。人のやっている仕事が無くなったら、今の社会は成り立たなくなります。社会は、仕事の上に成り立っているわけです。

 

そして、では、やりたい事は何かって言うと、やっていてそれが楽しい事であったり、充実する事であったり、やりがいを感じる事です。そして、やりたい事というのは、人から言われてやるような事ではなく、自分がやりたいと望んでやる事であって、人から評価されるから、または、人に求められるからやるような事ではありません。

 

実際、やりたい事というのは、やっている最中のプロセスが重要なわけです。そのプロセスが楽しく、充実するわけです。それは誰かに支えられる必要はありません。そして、それは、誰からの評価や要求とは全く無縁のものです。

 

つまり、やりたい事と仕事というのは、全く性質の違うものなのです。独立した事象です。ですが、やりたい事が、仕事になる事はあります。重なる事はあります。ですが、その事に必然性はありません。ただ、同時に存在しただけです。

 

だから、やりたい事で悩む場合、それを仕事のように捉えない事です。仕事には、結果や成果、成功が関係してきますが、仕事の成果や成功と、やりたい事を、同居するのもとして考えない事です。全く独立した事象なわけですから。

 

やりたい事を見つけたい場合は、そのプロセスが好きで、楽しくて、充実して、誰からも支えられないような、そのような事について考えるべきです。