毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「個人としての生産性」、「自分の生産性」を上げる。プロセスと身体を大事にする。

「生産性」という言葉を聴くと、仕事の成果を出すために苦しい思いをしてでも生産性を上げる、みたいな感じがして、何か苦しい感じがしてきますが、実際はそうではなく、「個人としての生産性」、「自分の生産性」を上げる、というように考える事が大切なように思います。

 

仕事でも、いくら会社や組織としての生産性が高いからと言って、誰か個人の犠牲を払った生産性だとしたら、結局それは良い状態とは言えません。個人的にも、自分自身がいつも苦しみながら、一方で組織や会社の生産性が高くても、全然嬉しくありません。そして、身が持ちません。

 

なので、個人としての生産性、自分の生産性をいかに上げるかが、自分にとっても良いし、その結果、組織や会社の生産性も高まれば、それが最も良い形だと思います。

 

個人の生産性にとって欠かせないのは、周りからの評価や周りの人との成果の比較から来る優位性などではなく、つまり「結果」ではなく、自分がそれをやっていて楽しいか、喜びがあるか、充実しているか、といった「プロセス」が大事だという事だと思います。毎日の仕事が、自分自身として充実するように、喜びがあるように進んでいっているという事が、とても大事です。

 

また、毎日仕事をしていて、体調が崩れるようでは、それは個人の生産性が高いとは言えません。身体の状態が悪いと、普通に考えて高いパフォーマンスは発揮できませんから当然生産性は低くなりますし、自分自身つらくて仕事に行きたくなくなります。身体の状態はとても大事です。

 

むしろ、身体は自分にとっても仕事にとっても資本ですから、身体の状態を整える事が生産性を高める基本になります。

 

また、仕事を続けていて、つらく感じられる、充実感がない、喜びが感じられない、という状態が続いているなら、それは仕事の進め方を見直すべき時です。いくら成果が出ていて、評価をされていたとしても、修正した方が良いと思います。人間はやっている事を記憶学習してしまいますから、その時感じ続けている事をずっと覚え続けて、その結果仕事が嫌いになります。そして、ストレスでいっぱいになります。

 

そういうわけで、生産性を上げるという事に関しては、個人としての生産性、自分の生産性を上げる事を意識する事が大切だと思います。そして、結果よりプロセスを重視して、充実感や喜び、楽しさを日々気付けるように大事にしていく事が重要です。その為にも、自分の身体は資本ですから、身体の状態を整える事を基本にしてやっていく事が良いと思います。