毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安は静める。問題は解決しなくていい。遊びが大事。

不安は、本当に煩わしいものです。ちょっとした不安なら対処できますが、不安が高まってくると、気分や精神に強く影響してきて身動きが取れなくなります。

 

不安を感じると、何かと不安の原因となる問題を解決しようとしてしまいます。問題を解決できる程度に不安が小さいうちはまだいいですが、不安が大きくなると問題を解決するのが難しくなります。そもそもその問題に手が付かなくなるし、だからこそ不安は問題になるんです。

 

大きくなった不安は、その問題を解決するのではなく、自ら高めてしまった不安を、自分で静める事が大事です。不安は自分で静めて、冷静になる事が大切です。

 

人間は自分の内面を生きているという事がほとんどですから、内面をいかに整えるか、この事がとても重要です。そして、不安は自分の内面の問題であり、自分の内部から生まれてきたものであるので、原因が確かに自分の外部からやってきたものだとしても、生み出したのは自分の内部であり、生み出された場所は自分の内面の世界であるわけだから、自分の内面の問題として対処するしかしょうがないわけです。

 

確かに、人は問題を抱えています。色んな問題を抱えています。それも、たくさん抱えています。そして、それらの問題をどうにかしたいと思ってしまいます。

 

ですが、そうではないんです。問題の解決はとりあえず脇へ置いておいていいんです。解決せずに放っておいていいんです。というか、問題は解決されませんから、解決なんかしなくていいんです。放っておくに限ります。

 

そんな事より、不安を静める事です。問題なんか放ったらかして、忘れてしまって、とにかく不安を静める事です。冷静になる事です。問題を解決するのは、冷静になった後です。冷静になってでなければ、問題なんか解決できません。そして、全部は絶対に無くなりはしません。

 

人間には、遊びが必要です。ふざける事が重要です。真面目にならない事が重要です。真面目に問題を解決しようとしたところで、ちっとも良い感じにはなりません。遊びが余裕を作ります。遊びが幸せをもたらします。そして、遊びが不安を無いものにしてくれます。人間とはそのような仕組みになっています。役に立たない合理性や論理は、とりあえず捨て去ってしまいましょう。

 

不安は本当に煩わしいものですが、人間だから仕方ありません。そして、不安の原因である問題が気になって解決したいと思ってしまいますが、とりあえず問題は放っておきましょう。そんな事より不安を静める事が大事です。冷静になる事が大事です。