毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

問題で頭がいっぱいの時は、小川のせせらぎを聴き、ストレスを沈殿させる。

人は何かと問題を解決してしようとしてしまいます。たくさん抱えてしまった問題と、根本的な事から見直して、抜本的に解決しようとしてしまいます。ですが、問題は、数多く頭の中に抱え込まれてしまっているがゆえに、頭はそれらの問題で散漫になって、混乱していて、全く解決できない状態になってしまっています。そして、それらの問題を整理しようにもあまりに散漫な状態であるがゆえに、どこから手を付けていいか分からない状態になっています。

 

そんな時は、問題を解決しようとするのではなく、森の中に流れている小川のせせらぎを聴くようにして、頭を静かにしてあげる事が大切だと思います。

 

基本的に、頭の中が問題でいっぱいと感じる時というのは、頭の中に溜まった色んな問題が、何かざわめいている状態で、そして、ストレスとして何か沸騰しているような状態であるため、むしろ、その沸騰状態を静める事の方が重要という事です。頭を冷やして、沸騰状態を静めて、気化せんとする問題やストレスを、沈殿させる事が大切という事です。頭の中が静まれば、そのような問題にも冷静に対処できるし、それらの問題も問題と感じないほど取るに足らないものになったりもします。

 

水の流れに身を任せるが如く、頭の中を、冷たく心地良い川の流れにさらしてあげる事がとても大切というわけです。

 

その意味で、森や自然に触れるのが良いというのは、そういう事だと思います。たくさんの解決できないストレスも、どこかに行ってしまい、というか、どこかに沈殿して凝固して沈んでしまい、楽に感じられます。小川のせせらぎを聴くもよし、鳥のさえずりを聴くもよし、そのような映像を見るもよし、方法は色々とあります。

 

人は何かと、抱えたそれらの問題を何とか解決せねばと思ってしまいます。それらの問題のせいでストレスいっぱいですから、それらを解決して何とかしてしまいたいと思うわけです。

 

ですが、そのような事態になってしまっては、もはや解決なんかできません。それより、沸騰しそうな混乱した頭をどうにかする方が先決です。ストレスいっぱいの頭ではどうしようもありません。

 

まずは、頭を静める。頭の中を静かにする。心地良くする。鳥のさえずりや小川のせせらぎを聴かせる。そのような対処がとにもかくにも重要です。

 

問題の解決などは、その後で良いです。きっとその後では、それらの問題はどうでもよくなっていますし、ひとつずつ解決すればよいと冷静に思えます。人間の頭というのは、そのようになっています。