毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

目標を設定する。それに向かっている最中としての体験を良いものにする。

目標はどのように設定するのは良いのでしょうか。

 

目標を設定したら、その目標を達成したときに気持ちがポジティブになるようなものが良いように思います。そして、その目標に向かっている最中にも気持ちがポジティブで心地良くなれるようなものが良いと思います。その目標を達成したら気持ちが良い感じにはなるけど、向かっている最中は全然良い感じではないというような場合は、あまり目標として良くないように思います。ましてや、その目標に向かっている最中は、つらくて気持ちがネガティブになるような場合は、その目標の設定は良くないように思います。

 

その意味では、目標を設定して目標を達成する事ばかりになってしまう、そのような目標は、あんまり良くないように思います。もし目標を達成できなかった時、何も残らないどころか、ネガティブなものだけが残るようになってしまうからです。また、例え目標を達成できなかったとしても、取り組んだ結果思いもしなかった良い事がそれなりにあったりするのに、それらを見逃してしまうという事すらあります。見逃して、自分の良い経験や学びにできなかったりもします。

 

目標というものは、あくまで目標なわけです。達成する事が目標の存在として最も大事なようでいて、実はそうではなく、目標の設定は、目標に向かっている過程を良いものにするという事に意味があるのです。

 

私たち人間に意識があるのは、「今」です。目標に向かっている過程です。最中です。最中をいかに良い感じにするか。それが大事です。

 

言い方を変えれば、体験です。人は体験を生きているわけですから、体験が充実し、体験が心地良くあることが大事なわけです。体験が心地良く、体験がポジティブになるように、目標が設定されるのが良いわけです。

 

目標が設定されれば、それに向かう実践が具体的になりやすくなります。具体的に取り組みやすくなります。それが大事です。そして、もちろん、その具体的な実践が、心地良くポジティブに感じられるという事です。

 

その上で、目標が達成されたら、その事はポジティブな事であり、心地良い事であり、次へのステップにつながりそうな、そんなイメージになると、目標の設定としては上手くいったと言えるわけです。

 

目標をどのように設定してよいか分からない。よくあります。大事な事は、目標に向かう最中であり、過程であり、体験です。それを、ポジティブで、充実して、心地良いものになるようにする。そして、目標が達成されればもちろんそれも心地良い。そんな目標を設定する事が大事です。