自分の感情と、どう付き合っていくか、向き合っていくか、大事な事だと思います。人間には感情がありますから、この感情を無視して生きていく事は絶対に出来ないわけです。
そして、人は何かと自分の感情に振り回されます。感情は大きく変化するし、何かあれば即座に反応します。感情に振り回されているのに、それに任せてただ行動していたら、自分も大変になるし、周りも大変になります。
周りの人との関係は、自分の感情に自分自身が振り回されたままだと、本当に苦労します。周りの人たちが困ります。周りの人たちも振り回されるし、つらくなるし、そして、周りの人たちは自分から遠ざかります。
そして、当然、自分自身も、自分の感情に振り回されたままだと、苦労します。感情は、ポジティブなものよりネガティブなものに反応してしまいますから、感情に振り回されたままだと、たいていつらくなります。精神状態がつらいままだと、日々の生活がつらいものになり、生きていく事も困難になります。
また、精神の状態も不安定になりがちです。不安定な、波の大きい精神は、とにかく日々の生活を安定にする事を困難にします。身体もままならなくなります。体調も崩しがちだし、体力も足りなくなります。
少なくとも、人間にとって自分の感情との付き合いはとても大事だという事です。その為にも、自分自身に対して、客観的でなければなりません。自分自身と、もう１人の自分の関係です。人は成長していくほどに、自分の内面が形成されていくわけですから、それはすなわち、自分と向き合えるもう一人の自分が形成されている事を意味します。だから、自然と、自分自身で、自分の感情と付き合う事が可能になってきます。
自分自身にとって、いつも良い事ばかりではない事は、自分自身はよく知っています。その時に、感情が乱れる事も分かるはずです。その事を放っとかずに、ちゃんと知ってあげる、より認識してあげる事が大切です。自分の感情が乱れていたり、落ち着かなくなっていたりする事に。
自分は、よくイライラしているし、よく辛くなっているし、よく怒っているし、よく寂しくなっています。そういう事はよく知っているはずです。だから、日々変化する、そして、反応している自分の感情と上手に付き合って、常に自分自身と向き合う事が大切です。
感情は、人間にとっての中心です。自分の感情は、自分にとっての中心です。だから、それを無視せず、放っとかず、ちゃんと付き合う事が大切です。
