毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

小さく自己決定する。

自己決定は大事。自分で決めるという事です。

 

それは、どんな小さなことでもいいと思います。ちょっとした事でいいから小っちゃく決めるという事が、後々大きな決定につながる。そういうものだと思います。

 

逆に言えば、自分で何も決めないというのも、良くない意味で凄い事です。自分で何も決めないという事を続けていると、ストレスがたまって病気になるんじゃないかと思います。とは言え、普通の状態であれば、人間はたいてい自分で決めるから、何も決めないなんてことはないかもしれません。

 

ですが、普通の状態でない場合は、自分で決めなくなるという事もあり得ます。普通の状態ではないと言うと、一体どんな状態なんだという感じがしますが、疲れているとか、余裕が無いとか、そういう状態だと、自分で決められなくなる状態に陥るかもしれません。

 

だから、無理のない範囲で、小さな事から自分なりにきちんと決めていく。そういう事が大切だと思います。大きな決断は要りません。プレッシャーのかかる大きな決定は要りません。本当にちょっとした事で十分です。

 

例えば、自分自身に向かって、「自分は何がしたいの?」と聞いてみると良いと思います。「自分は何がしたいんだろう?」という曖昧な疑問文ではなく、一歩進んで具体的に決めやすい感じで「自分は何がしたいの?」を問う感じが良いと思います。そのように優しく問うと、ちょっとした事が出てきます。それを自分でやってあげたらいいんです。自分で決めて、自分でやる。それが大きな力を生みます。

 

飲み物を飲みたいのかもしれません。それだったら、水を飲むと決めて飲んだらいいんです。ちょっと外出したいのかもしれません。それならちょっと出かけて散歩したり、スーパーに行ったりしたらいいと思います。ひょっとしたら休みたいのかもしれません。そう気づいたら休んだり寝たりしたらいいんだと思います。絵を描きたいのかもしれないし、ピアノを弾きたいのかもしれないし、仕事を始めたいのかもしれません。

 

ほんとにちょっとした事ですが、自分で小さく決める事を繰り返していくと、自分でちゃんと前に進んでいる感覚を得る事が出来ます。自分で前に進んでいくという事は、自分の人生を自分でハンドルして生きていくという事につながるので、本当に大事です。

 

世の中は複雑で忙しく、自分自身も混乱しがちで、何も決められない。何も自分で決めずに流されている。そういう事ってあります。なので、自分の力を取り戻す為にも、小さい事を小さく決める。そういう練習をしながら自己決定して生きていくという事がとても大事だと思います。