毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

眉間のしわが頭痛を作る。ネガティブな反芻思考をシャットアウトする。

眉間のしわが頭痛をもはや作っているのであって、頭痛が眉間のしわを作っているのではない。それを強調したいと思っています。

 

多くの人は、嫌な事があったり、悩み事があったり、つらい事があったりして、眉間にしわを作ってしまいます。そして、多くの人は、眉間のしわが自分自身の顔として板についてしまっています。

 

眉間のしわはネガティブなイメージを人に与えますから、そうならないようにしたいと思っている人もたくさんいると思います。そうです。眉間のしわとは、人にとってネガティブなものなのです。

 

頭痛に苛まれている人は、眉間にしわができやすい事があります。頭痛になりやすい事で、目頭がつらく、そして、つい無意識に眉を寄せてしまって、眉間にしわを作ってしまいます。ですから、頭痛が眉間のしわを作ってしまうと思ってしまいます。確かに、そういうプロセスもあるでしょう。

 

パソコンのモニターやスマホの画面を長時間見る事で、目を疲れさせる事もあります。その時の猫背の姿勢を相まって、眼精疲労を引き起こします。この眼精疲労も頭痛の原因になります。

 

一方、上で話した、眉間のしわを伴う頭痛は、「目の奥が痛い」という事に伴って起こる事があります。実は、この「目の奥が痛い」というのは、厳密には、一般に言う「眼精疲労」とは違うのではないかと思います。

 

頭痛になると、その頭痛がつらいから、眉間のしわが出来て、それに伴って、目の付近に力みが入って目の奥が痛くなる。このようなプロセスは確かにあるように思います。

 

ですが、嫌な事、つらい事、悩み事、といった、色んなネガティブな思考が反芻される事で、眉間にしわを作ってしまう事もあります。これが、頭痛を引き起こします。むしろ、このプロセスが頭痛を仕組み化しているという事です。

 

人は何かを見る時、目を通してその対象を見ていますが、人は目を閉じていても、想像しているイメージ(像)を、目を通して見るのと同じように見てしまいます。この時に、ネガティブな思考で、ネガティブな記憶とともに、ネガティブな想像するイメージを目を通して見ていると、その筋肉の使い方で眉間にしわを入れてしまいます。この事が結果的に、目の奥を疲れさせ、そして、目の奥を痛くします。それに伴って頭痛が引き起こされます。

 

つまり、ネガティブな反芻思考が眉間のしわを作り、それが癖になって目の奥が痛くなって、しまいには、頭痛になってしまうわけです。なので、大事な事は、ネガティブな反芻思考を止める事です。シャットアウトする事です。

 

確かに、反芻思考は絶え間なく生じてくるかもしれません。でも、それをそのまま放っておくと、自動的に、眉間にしわが出来、そしてまた自動的に、頭痛になってしまいます。

 

こういう仕組みがありますので、いつも頭痛で苦しみ、そして、眉間にしわがある事で悩む場合は、この関連性について注目する事がとても重要だと思います。