毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

頭の中の悩みや心配は放っておいて時間をかける。心の余裕と身体中心。

日々、色んな事で悩んだり心配したりしていますよね。朝から、昨日の仕事の事、最近の事、いつもの事…。そうやっていつも頭の中で展開している悩みや心配事、思考についてずっと囚われ続けていて、解決も対処も出来ず、それらに振り回され、そして、不安や焦りが膨らんでいく…。悪循環です。全然心の余裕がありません。

 

それは自分の中からだけ生まれてくるものではないかもしれません。自分以外の事や他の人から影響を受けているかもしれません。ある意味それは当然で、周りの人たちや自分を取り囲む環境とともに自分はいるわけですから、影響を受けないわけがありません。影響を受けてそれらの日常が頭の中に記憶されて、それらが頭の中で展開するのは当然の事です。そして、それらの事で頭が対処できなくなるくらいいっぱいになってしまうわけです。それが、心の余裕の無さにつながります。

 

心の余裕はその意味で最も重要ですが、そのような状態に持っていく為にも、頭中心から身体中心に自分の意識を移行させていく事が大切です。日々の生活をちゃんと送っていけるように、自分の生活の土台として習慣を大切にして、身体の状態がちゃんとキープできるようにして過ごす事です。これが何より大事です。

 

また、頭中心から身体中心に移行するときに、頭の中で起こっている事を放っておくことも大事です。頭の中で展開している悩みや不安に関する思考は、その日、その場で考えても解決しない事が多いです。むしろ、その不安感、焦燥感が煩わしくて、無理に解決しようとして失敗し、疲労を積み重ねます。そうすると、身体にも影響が出てしまうので、身体中心に持っていくのはますます難しくなります。

 

頭の中で漂っている不安や悩み、心配事はしばらく放っておくと、気が付いたら、その問題に気が付いたり、解決の糸口を見つけたりします。思考が頭の中で行ったり来たりしているうちに、その反復運動で、ふと、客観的に気付くわけです。その時が解決の時です。数日、もしくは1週間くらいは放っておくくらいでいいと思います。

 

頭の中の悩みや心配事に関する問題は、膨らんだり縮んだりします。なので、当然膨らんでくる時がつらいわけですが、放っておくと、その問題が時間とともに縮むときもあります。そうすると、あんなに問題だと感じていたものが、どうでもよくなったりします。そういう意味でも、それらの事については放っておいて数日間から1週間くらい時間をかけるのが良いと思います。

 

そんなわけで、日頃から、頭の中で悩みや心配事で、もやもやしたり不安になったりしていると思いますが、無理に頭でその日その場で解決しようとせず、放っておくのが大事です。そして、頭中心から身体中心に意識を移行する事に心がけて、生活の土台として毎日の習慣を大事にする事が良いと思います。