毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安感や焦燥感に駆られて疲れる。交感神経に任せず、安全、安心、余裕を作る。

仕事や会社の事、つまり、いつも気になっている事をずっと考えてしまう事ってよくあります。そして、不安を感じたり、焦燥感に駆られたりします。そんな風に毎日を送っていると、本当に人生に疲れてしまいます。

 

基本的には、身体が疲れている事が原因だったりするので、身体を使った習慣はそういう時に役に立ちます。朝の軽い筋トレも体操もヨガも、どれもやっていると次第に身体が心地良くなってきます。そのように自分時間を過ごしていると、自分を客観視できて、余裕が生まれてきます。

 

不安感は生きていく上でけっこう煩わしいものですが、さらにその原因は、余裕が無い事だったりします。時間の余裕も心の余裕も。

 

人間にとって、「安全」「安心」は生きていく上でベースとして大事なのですが、それは余裕につながります。余裕を感じられると、不安感は軽減します。

 

不安感や焦燥感に駆られているときに、リラックスできるゆっくりとした音楽をかけてみると、案外心が落ち着いてきたりします。合わせて、コーヒーを淹れて、リラックスして飲んでいると、さらに心が落ち着いてきたりします。音楽を聴くのもコーヒーを飲むのも身体の感覚的な事で、自分の頭ではなく、身体がそういう余裕を作ってくれるわけです。余裕が出来ると、自分を客観視できて、安心を感じられます。良い循環です。

 

人間の交感神経は、安全、安心が感じられない時、不安感や焦燥感に駆られたときに、自動的に、受動的に働きます。身の危険に晒されている時はこの神経系は凄く役に立つし、スポーツもそうだし、日常的にも、活発に働かせながら生活しています。

 

ですが、そればかりになると、生活に疲れ、人生に疲れてしまいます。喜びや幸せとは、関係ないからです。交感神経は人間の自然ですから、世の中の状況に適応的に反応して生きていくのは普通ですし、世の中のみんなも同じように、交感神経を働かせながら、互いに反応し合って、必死に生きています。

 

世の中は、資本主義社会であり、ビジネスの世界であり、競争社会です。それは、人間たちが意図して、積極的に、楽しんで、作っているわけではありません。あくまで適応的であり、ほとんどの場面で受動的です。受動的に、交感神経を働かせていて、作ってきたわけです。

 

自分たち人間の作ってきた交感神経優位の世の中ではありますが、本当に生き延びてこられたのは、安全、安心の感じられる、余裕を感じられる、有髄の迷走神経系です。

 

そういうわけで、不安感、焦燥感に駆られて、生活にも人生にも疲れやすくなりがちですが、交感神経の働きに自分を任せ過ぎず、安全、安心を中心にして、余裕やその時間を作る事が大切だと思います。