毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「自己意識」が「もやもや」、「イライラ」を感じている。気分、思考、感覚。

日々過ごしていると、会社でも家でも、もやもやしたり、イライラしたりして、ストレスや脳疲労がたまる事ってあると思います。そういうのを、どう解消したらいいのか分からない、すっきりしたい、と思ったりしませんか。そして、自分を突破させる何か、がどこかにないだろうかと考えを巡らせたり、思い悩んだりもすると思います。

 

そういう時、考え方としては、「自分がどうにかする」と考えるのではなく、自分の「自己意識」がどうあるのかというのを考えるのが良いのではないか、と思います。「もやもや」、「イライラ」のストレスを感じているのは、「自分」というより、自分の「自己意識」が感じているというように考えるという事です。

 

自己意識は、基本的には、脳の中の神経系を中心にあると思います。主に神経の活動によって成り立っているわけですが、最近の脳科学だと、神経細胞を取り囲む液体の部分やグリア細胞も神経系の活動に対して重要な働きをしていると言われています。神経系ですから、脳内の中枢から身体の末梢まで神経は伸びているわけで、意識は脳を中心としながらも身体全体に広がっているとも言えます。手先の感覚に意識や注意を向けられることから、そのように考える事も出来ます。自己意識としての意識は弱いですが、手に自己意識が在るという状態もありうるように思います。

 

また、意識は感情や情動や気分とも関連していて、基本的には気分が周りに漂っている中にあります。だから、気分がもやもやしたり、ストレスを感じたりする事が問題で、自己意識にとっては、いかに気分を良い感じにコントロールするかが大事です。気分は、勝手な想像、妄想や空想も影響しますから、それらの中にもやもややイライラが混じってくる事が問題です。

 

思考も脳で行われる神経系の活動の1つで、意識に関わってきます。思考をどう組み立てて使っていくかで、脳内での色んな想像や考えをコントロールできて、そして、感情や気分にも影響を与えます。だから、特にもやもややイライラの気分が関わってくる場合は、いかに上手く思考を使って気分を改善するかという事になります。

 

そして、身体の感覚も大事です。五感をフル活用して身体に作用させると、神経系などを通じて情動や気分、思考にも影響します。身体の感覚から意識への影響は思っているより大きく、上手く感覚を扱う事で、もやもややイライラを含む気分をコントロールして、自己意識の状態をより良くする事は大事です。

 

「もやもや」や「イライラ」などストレスに感じるという事について、自己意識が感じているという視点から、脳、気分、思考、身体の感覚について考えてみました。自分がこのもやもやの事態をどうするかと曖昧に考えるのではなく、自己意識の在り方をどうするかという事を起点に考えていけば、そのアプローチも、身体や脳、気分や思考や感覚に関わりやすくなっていくように思います。