40過ぎでも進化する為の実践ブログ

りべしんと言います。40半ばを迎えたサラリーマンが、今からでも進化できると信じて日々考えて実践している事を書いています。

「今を生きる」の大事さの積極的理由。心地良い・生の連続性・身体

「今を生きる」事が大事だと言われて、何故なんだろうと思う事はありませんか。積極的ではない理由としては、逆説的に考えると、今を生きないとつらく、今を生きないとずっと今を生きていない事になるから、という事が言えると思うのですが、積極的に今を生きた方が良いという理由がよく分かりません。

 

そこで、今回は、今を生きる事の大事さについて、積極的な理由について考えてみたいと思います。

 

まず、経験的に言うと、今この瞬間に生きようとすると、心地良いという事でしょうか。何かを作業しているとき、心が落ち着いた状態でその対象に意識を集中させていると、凄く心地良く感じられます。精神が研ぎ澄まされていて、それ以外の気になる事、不安感、焦燥感のような様々な感情が、意識から除外されている感じでしょうか。瞑想で目指しているマインドフルネスとは、心が落ち着いていて英語でsuper-awareness=凄く気付いている、ですから、まさに、この瞬間に意識や注意が向けられている状態です。超集中ともいえるのでしょうか。スポーツでいう「ゾーン」に入った状態でしょうか。とにかく、心地良い状態です。そこまで大袈裟に言わなくても、普通に何か集中している瞬間、何かについて考えている瞬間は、余計な散漫な事に乱されていないですから、心地良いと思います。

 

そして、今この瞬間を生きているという事は、脳内で何かを考えたり、自分の中の記憶を思い出したり、何か湧いてきた事に気付いて意識を向けたり、そう言った脳内でめくるめくように起こっている瞬間瞬間を体験し、活動しているという事だと思います。もちろん頭の中に湧いてくる思考の断片に任せて、散漫なまま無意識に放置する事もできますが、何が脳内で起こっているかに気付いていませんから、瞬間瞬間の脳内の出来事に気付かず生きています。そうではなく、意識が脳内で注意を向けたり、思考して考えや理解を発展させたりして、脳内でめくるめくように新しく連続的に生まれ変わっていくように変化し続けています。生き生きとして生の体験をまさにしていて、めくるめく創造を意識的に行っているような状態です。まさにこの瞬間を積極的に生きています。生の連続性であり、進化であり、創造の連続です。実はベルクソンという哲学者が言ったようなことを言っていますが、まさにそういう事です。

 

今この瞬間を生きているという意味では、そのような概念的な話だけではなく、身体的に身体や脳が活動し生まれ変わっていく体験をする風にも言えます。人間は細胞の多様な集合体からなる生き物で、細胞や組織は生きています。彼らに生きているという意識はないでしょうが、彼ら細胞は生命維持活動をしながら、DNAの自己保存の繰り返しの範囲で生き続けています。人間が産まれるとともに細胞も増え、DNAのコピーを繰り返しながら、繰り返せなくなってきたところで、人間の生命の終わり、つまり人間の死に、それとともに細胞たちも生命維持活動を終えていきます。脳内の神経細胞の活動も、この細胞たちの活動と同じで、私たち人間が今この瞬間を生きる時、これらの神経細胞たちの生命活動に関わっています。今まさに、何かを考え、想像し、創造する事は、神経細胞とともに活動している事に他ならないし、歩いたりする事も実際筋肉は動いていますから、身体の活動とともに生きている事に他なりません。だから、今この瞬間を生きるという事は、自分の脳を含む身体とともに生きているという事に他なりません。逆に、このような事に意識的にならなくても身体は生命維持活動を続けてくれますから、身体に任せていれば生き続ける事は出来ますが、ただ細胞たちに生かされているだけで、身体に積極的に関わって生きてはいません。

 

この話の路線だと、人間に自由意志はあるのかないのか、という話になってしまうので、それは別の機会にとっておくとして、今を生きるという事を自分の「意識」がするものと考える場合、意識的に何かを考えるとか、行動するとか、そういう活動は、自分の身体に関与して生きているという事だと思います。実際、考えを変えたり、行動を変えたりすると、身体は変わっていきます。もちろん意識は、細胞や身体が生きているという土台の上に成り立っていますから、その事を踏まえると、今を生きるとは、意識という自分と自分の身体とがお互い関りながら生きているという事になります。

 

今を生きるという事について積極的な面で考えてみましたが、まず、今を生きると体験として心地良いという事、そして、今この瞬間を生きるという事は、めくるめく生の連続性を体験していて、自分の中で進化や創造を起こしているという事、そして、自分の意識が自分の身体と関わりながら生きているという事、という感じでしょうか。

 

それでどうだと言われると、さらに考えを進めないといけないと思いますが、今の時点ではそのような内容が、今を生きる事が大事であるという積極的理由のように思います。この事については、機会があればまた考えを進めていきたいと思います。