毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

神経細胞の活動より十分ゆっくりとした時間をマインドフルに生きる

昨今、世の中が慌ただしくて頭の中が忙しく感じられます。それはインターネットが発展した今始まった事ではなく、元々人間の頭はたくさんの情報に振り回されがちだから、それらに任せていると、自分で何かを考えたり、認識したりする時間はありません。

 

だから、よりしっかり生きたいなと思うと考えるなら、ゆっくりと丁寧に考える時間を生きる事が大事なように思います。

 

脳内の神経細胞は、神経細胞の中や神経細胞の間で、化学物質やイオン濃度による変化によって情報が伝達されていきますが、一つ一つの化学反応の時間はとても速く、マイクロ秒のオーダーです。また、ひとつの神経細胞の活動の時間はミリ秒オーダーです。人間の活動する時間、思考する時間からすると非常に速いです。

 

人の条件反射の時間は、思考無しで、無意識に起こる速さですから、せいぜいミリ秒オーダーの応答です。ミリ秒オーダーと言っても、ミリ秒の時間には幅がありますから、神経細胞の活動の時間に比べれば十分長い時間です。

 

人間は、無意識にやっている事はたくさんあります。いちいちすべての事を、意識的に思考を使ってやっていません。歩行に伴う一つ一つの動作は無意識に行われています。そうでなければ、すべての動作を意識して行われなければならず、それではまともな日常が送れません。ほとんどの動作、活動は神経系の活動を伴うものがほとんどですが、それらを無意識に行う事によってはじめて、残りのわずかな神経細胞の活動の領域を意識として保持して、思考などによって行う事ができます。

 

だから、脳内で、自分に意識があるという認識や、意識的な思考を、ゆっくりとした時間の中で行う事が大切なように思います。人間は、ほとんどの活動を無意識に行っているわけですから、その状態ではあまり自由は感じられません。人の自由な活動は、ゆっくりとした思考や、意識の活動、それらを気付いているマインドフルな意識の中にあると思います。

 

デフォルトモードネットワーク(DMN)の脳の状態は、無意識な脳の状態と言われていますが、頭の中に散漫でたくさんの情報に無意識に気を取られていたり、嫌な事、ネガティブな感情に無意識に振り回されていたりすると、いつも頭は疲弊していて、つらい感情に陥る続ける場合があります。

 

なので、周囲の環境や自分の状態を客観的に冷静に観るようなサリエンス・ネットワーク(SN)の脳モードでもっとゆっくりとした時間を過ごすことは大事だと思います。そして、意識的に判断や思考を司るセントラルエグゼクティブネットワーク(CEN)の脳モードで、丁寧にゆっくりと時間を使って思考する事も大切だと思います。

 

最近は、本当にインターネットなどの情報が多くて、人間の脳のキャパシティを超えています。それらに無意識に反応して接していると我を見失いがちで、安定した自己も形成されません。また、脳も疲弊してまともに考える事もできません。だから、一日の中で、瞑想などを行って、ゆっくりとした時間を取る、マインドフルな脳の状態を持つという事が大事だと思います。