毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

つらさを感じる時は、ウェルビーイングを中心に据えて「今ここ」から始める。

つらさを感じる時ってあると思います。つらさ自体を感じる事自体は人間の普通だからそれは変な事ではないし、身体が発しているサインだから、それに対して対処していく事が大事ではありますが、あまりにつらさに囚われていると、本当にきつくて憂鬱感や不安感が強くなっていきます。

 

つらさを感じる時は、「ウェルビーイング(Well-being)を大事にする」という事を自分の中心に据える事が良いと思います。ウェルビーイングを大事にしようと取り組むと、自ずと「今ここ」の自分を大事にするという事になるはずなので、今気持ちがつらさでいっぱいという事は、「今ここ」の自分を大事にできていない状態になっていると思います。だから、実際には、つらさを感じたら、ウェルビーイングを大事にする事を忘れているという事なので、ウェルビーイングを中心に据え直すという事だと思います。

 

ウェルビーイングは、自分自身を中心に良くあろうとする心の構えとも言えます。まずは、そこから始めるのが良いと思います。そうすれば「今ここ」を大事にするマインドになっていくので、それからつらさを軽減させていく事が出来るようになると思います。

 

「今ここ」の自分に対して、時間をゆっくり使って、メタ認知を意識して自分の状態を理解する事が大事だと思います。基本的にはネガティブなバイアスがかかっていますから、客観的に自分の状態を観るようにして、マイナスな自分をゼロの自分に、自分の基準を取り戻していく事が大事だと思います。

 

そして、これまでの事やこれからまだ起こりもしない先の事に、囚われ過ぎないようにする事です。「今ここ」の自分に気付けば、これまでの事は過去の事で、これから先の事は、「今ここ」の延長に過ぎない事が分かってきます。それより、脳が勝手に過去の記憶や経験から勝手に自動予測して、まだ起こってもいないネガティブな未来を想起させて、強く不安感を引き起こすので、脳の自然にあまり任せず、「今ここ」を丁寧に見てあげるようにする事が良いと思います。脳の自然に対する対処は可能です。

 

そして、脳の自然と同じく、身体も自然ですから、身体を整えていく事が大事です。深呼吸をしたり、心を穏やかにして瞑想したり、水をしっかり飲んだり、姿勢を真っすぐにしたり、今すぐできるちょっとした事から、身体を整えていく事が良いと思います。身体とともに、心が自然と「今ここ」に戻ってくると思います。

 

つらさは、ネガティブなバイアスを持つ人間の自然なメッセージですが、つらさに囚われ続ける事は人にとってかなり苦しい事です。なので、いつもウェルビーイングを中心する事を思い出して、「今ここ」を大事にする事から始めるのが良いと思います。