毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

夜の瞑想に10分を惜しまない。痛みや思考に気付く・落ち着く・寝る

仕事で帰ってきた夜。疲れが溜まっている。でも、寝るまでに時間があるし、もう少し何かをやりたい。でも、心が落ち着かず手につかない。

そういう時は、やっぱり瞑想をやってみましょう。

そこで、夜落ち着かない時、私はこんな感じで瞑想をしています、というお話をしたいと思います。

基本的に、呼吸瞑想によって瞑想に取り組んでいきますが、呼吸に意識を向けつつも、身体の痛みなどの感覚に、意識を向けるようにしています。呼吸に意識が持っていくところから始めて、鼻付近に意識が自然と行きます。そして、眼球やその周辺に意識が移っていって、私の場合はよく、目が疲れている、眼精疲労がある、という事に気付きます。そして、首や肩が痛い事にも気付きます。そのようにして、身体全体に、手や腕、胸や胃の辺り、腰、足、と点検していくと、色んな箇所が痛んでいる事に気付きます。夜に落ち着かなくて色んな事に手が付きにくい理由は、一日の疲労が身体に蓄積している事が原因だったりします。身体が疲れて痛んでいると、何かに集中して取り組みにくいものです。ですが、このような身体の状態に気付く事はとても良い事です。その後、ストレッチやマッサージに取り組む気づきにもなります。

そして、考えている事にただ気付くという事です。心が落ち着いていない時に、瞑想を始めると、たいてい思考や記憶の断片にまみれます。でも、それで良いと思います。思考が次から次へと湧いていきますが、この事に任せて、ただ瞑想をしていって、意識的か、無意識的か、瞑想を続けていると、だんだんと客観的になってきて、思考の断片に気付けるようになります。そして、自分が考えている事、気にしている事に、気付けます。それで良いと思います。

そのように、身体の痛みの感覚や、思考に気付くようにしていくと、気が付いたら、凄く心が落ち着いていると思います。そして、瞑想に取り組む前より、気持ちはすっきりしているはずなので、改めて何かに取り組むか、今日はそのまま休んで寝るか、決めやすくなります。

夜は疲れている事が多いですから、本来は寝るまでの時間に、何かをする習慣を作っていくより、疲れに気付いて癒す時間に使う習慣を作っていく方が良くて、睡眠の質を上げて翌日のパフォーマンスを上げるようにした方が、長期的には良いと思います。良い生活習慣が出来てくると、夜の時間でも、余力が出てきて、新たに何かに取り組む余裕や時間が作れるようになります。夜は、疲れているなら、疲れを取る方が優先です。

たまに、瞑想をしながら眠くなってしまう事もあります。それはそれでよいと思います。リラックスできた証拠です。疲れているから眠くなったわけで、それは、この夜はこれ以上何かに取り組まずに、寝る方向に向かうというサインです。

夜は、仕事などで疲れていて、落ち着かず、でも何かをしないと、と焦ってしまったりしてしまいます。そんな時は瞑想です。瞑想をして、身体の疲れや考えている事に気付きましょう。そして、心を落ち着かせる方向に持っていきましょう。それから、寝るサインがあればそれは良い事なので、寝る方向に持っていきましょう。瞑想はいつだって心地良いものです。