毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分を変える為に、新しい問いを立てて自分の思考パターンを変える。

人間の考える事というのはそう容易には変わらない。そう思います。

 

人が何かを考えるとき、そのひとつとして、何か問いを立てるわけですが、その問いが結構重要で、問いにバリエーションがないと、いつも同じ問いを立てては、同じような答えをして、結局いつもの思考をしてしまう。そのようにしていつもの変わらない自分に陥ってしまうわけです。

 

実は、自分の頭の中で何かを考える時、問いこそが重要で、問いがいつものパターンになってしまうものだから、おんなじことばかり考えてしまうのです。そして、何も進展しない事を考えてしまうわけです。それでは、いくら何かを考えても、自分自身、何も変わらないわけです。

 

自分自身を、何か考える事で変えていきたいと思う場合、重要な事は新しい問いを立てる事です。人間は基本的に自分自身の内部から新しいものを生み出す事は出来ないので、どこか自分とは違うところから、新しい問いを引っ張ってくる必要があるわけです。

 

人が何故本を読むのが大事かと言うと、自分以外の考え方を仕入れる為であって、自分以外の言葉の使い方を仕入れるためです。人の言葉は自分にとっては新しく、この事によって自分自身を変える事が出来るわけです。それが、人が本を読む大事な点です。

 

その意味で、習慣として、毎日自分以外のどこからか、問いを引っ張ってきて、その問いを自分に向けてみる事は良いと思います。新しい問いを立てて自分でこれに答える事によって、自分自身の思考を新しく変えていくわけです。

 

自分の頭を使って新しい事を考える事によって自分自身が新しくなり、また、新しい問いをどこからか持ってくる事によって、さらに自分自身が新しくなるわけです。そのようにして、新しい思考パターンが増えて、自分自身にどんどん変化を与える事が出来ます。

 

人はどのようにしても、自分自身だけで新しいものをもたらす事が出来ない生き物ですから、そのような工夫が大事です。自分自身を自分で変えていくという意味で、新しい問いを自分に与える。それは自分自身を自分で変えていく、とても良い習慣です。

 

人は停滞感が嫌いです。また、何も試みないと容易に思考停止に陥ってしまいます。そして、いつまでも、同じ状態に留まってしまいます。人間は自分の意志でどうにかできるような生き物ではなく、機械みたいなところがありますから、上手く自分で自分を操縦するような術を身につける事が大切です。

 

そのような事で、自分自身を変えていく為には、新しい問いをどこからか持ってきて立てる事が大切です。それに自分で答えていく事によって自分自身の思考パターンが新しくなり、自分自身も変わっていきます。そのようにして、自分自身を自分で上手く変えていく事が出来るわけです。