毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

感情は言語化する。スッキリして、生きやすくなる。

人は感情を持つ生き物。感情に振り回される生き物。ですが、それだけでは異常に生きづらい。生きるには生産的ではない。そう思います。

 

だから人は言葉を開発した。実際は、だから、というわけではないでしょうが、結果として、役に立つ方法としての言葉を開発した。その事によって、自分にとって訳の分からない感情を言葉として表現して、感情の中身を認識できるようにした。そして、感情に振り回される程度を下げ、落ち着きを獲得し、落ち着いて対処できるようになった。色んな事も自分の事も。

 

自己認識はとても大事です。自分の事を自分で認識できていると、自分自身を上手くハンドルできて、凄く生きやすくなります。もちろん、他人とも生きやすくなります。

 

だから、感情を言葉にする。言語化する。とても大切です。感情だけが高ぶっている時は、一体それは何によるのか。よく分かりません。そして、よく分からないうちは、感情に自分は振り回されて、落ち着かずに、乱れ、つらいままです。

 

なので、感情を何とか言語化する努力が大切です。一体それが何なのか。この感情は何によるのか。分からなくても、とにかく言葉に書き起こそうとする。書き出してみようとする。

 

感情とともに、思いつく事はきっとたくさんあります。思い浮かんでくる言葉はきっとたくさんあります。はちゃめちゃでもきっといっぱい出てきます。それらをとにかく書き出していく。書き留めていく。

 

そのうち、何かしら、心が反応する言葉が現れてきます。心に訴えてくる言葉の分節が現れてきます。重要なフレーズが現れてきます。それでいいんです。それらの言葉が、きっと、感情の中身のキーワードです。

 

それに気づけば、大きな一歩を進んだと言えます。さらに、その言葉を足掛かりに、さらに言葉を綴っていくと、さらに、もっと明確で重要なフレーズが現れます。そのようにして、ひたすらに、思いつくまま、感情に任せて言葉を走らせていくと、きっと、その中身、その答えが見つかります。

 

その答えが見つかれば、きっとスッキリします。不満いっぱいだった感情が、いらいらしていた感情が、怒りでいっぱいだった感情が、スッキリしてきます。そして、心が軽くなります。冷静になってきます。これが、言葉の力です。言語化の力です。

 

感情は、人間にとって重要な性質ですが、それに振り回されたままではいけません。感情は言語化する事です。そうする事で、スッキリして、冷静になって、すごく生きやすくなります。