毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分と向き合い、主体的な自己を育てる。

自分と向き合い、自分としっかり話をする。これって、意外と簡単ではないと思います。ですが、凄く大事な事だと思います。

 

どのように生きていいか分からず、なかなか自分がどうしたいかも捉えきれず、そして、周りに流されて生きてしまいがちなこの世の中。

 

周りを見ながらそれらに合わせて、上手く適応して、それで何とか生きていく。そういう事は出来るかもしれません。生き永らえる事は出来るかもしれません。人は生存していくという事はある意味出来る生き物かもしれませんが、それだけではやはり生きにくいままになってしまいます。

 

やりたい事をやっていければいい。言えば簡単ですが、これもそんなに簡単な事ではありません。自分自身が何をしたいのか、それすら容易に掴めない、そういう事も大いにあります。

 

とにかく人は周りの影響を受けやすく、周りに流されやすい生き物ですから、なかなかに自分自身を掴む事ができません。

 

自分が何をしたくて、自分は何をしたいと思っていて、自分は何を感じているのか、そういった事も意外と自分自身で分かっていません。このような事は、意外と意識的に自分自身で確かめていく必要があります。そうでないと、ちっとも自分は能動的に動き出しません。

 

コミュニケーションは、人間にとってとても大事な事ですが、それは他人に対してだけではなく、自分に対してもとても大事です。

 

自分に自分自身でしっかりコミュニケーションを取る。しっかり自分にコミットする。そうする事によって、主体性ある自分、主体的な自己を、自分自身で育てていく。そういう事が大事です。

 

自分が思っている以上に、自分で自分に話しかけなければなりません。語りかけなければなりません。より深く、自分を知ろうとしなければなりません。ある程度自分に語りかけてそれで知った気になっても、それでは十分ではありません。

 

焦ってはいけません。心を穏やかにして、ゆっくりとした時間を取って、色んな質問を自分に投げかけてみる。ひょっとしたら、自分でも気づいていなかった思いがけない答えを出すかもしれません。

 

また、一方で、分かっていない事もたくさんあるかもしれません。自分が何をしたいのかも、何を感じているのかも。それはそれでいいと思います。それも、自分自身を知った事のうちです。

 

きっと自分と向き合って話をするという事を忘れていると思います。ですが、人は周りの影響を受けやすく、流されやすい生き物です。生きていく事は出来ても生きた心地はしないかもしれません。そうでなくても、もっと自分自身と話をして、自分をよく知る。とても大事です。そうやって主体的な自分を作っていくのです。主体的な自己を育てていくのです。