毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分が良いと思うものを大事にする

世の中にはいろんなものがたくさんがあって、自分にとって何が良いのかよく分からないという事はよくあると思います。みんなが良いと言っているからとか、世の中が良いと言っているからとかと言って、それを選んでいたり、やっていたりしがちだと思います。でも、それではいつまで経っても幸せにはなれないような気がします。

 

「自分が良いと思うものを大事にする」のがと良いと思うのですが、それが案外難しい。本当にそう思います。「自分が良いと思うものを大事にする」というのは言葉で言うのは簡単で、わかりやすいですが、これを実践するのが難しいわけです。実際、どれだけの人がそれを実践できているんでしょうか。

 

人は生きていくとき、生きていく為に必要な事をやりがちです。生きていく為に必要な事を身につけて、それで、この世界にエントリーしようとします。いわゆる、社会の中に生きていく為に、それに必要なものを身につけようとします。そして、事実、その身につけたものを頼りに生きていきます。それが、人間の生存する方法です。

 

確かに、その生存方法は普通であり、有効です。人間の生存本能は強いですから、その方法によって生存していく事を可能にします。いわゆる適応です。社会への適応です。

 

社会適応の能力を磨いていく事によって、様々な生きる為の有効なもの、有利なものを獲得し、それによって生きていきます。生きる事を盤石なものにします。

 

ですが、その方法で生きていっても、行きつく先は特になく、ただ生存を安定にするだけです。そして、行っても行ってもいつまでも不安です。生存する事を最高の目標として、適応能力をフルに発揮して、達成されるものは生存です。そして、その生存は、生存できない状態を回避する事で成り立っています。息が出来ない事を回避するために、何とか息が出来ているようにしているだけです。息が出来ない不安を、何とか回避して息が出来るようにして、そして生存できています。

 

ただし、生存という目的で、生きる為に必要なものを身につけても、いつまで経ってもただ生存を可能にするだけで、不安は付きまとい、幸せには近づいた感じはしません。

 

大事な事は、自分が良いと思うものを大事にする事です。自分が良いと思うものを信じる事です。自分が良いと思うものは、自分が愛するものです。だから、そのようなものを見つけて、生存する為に生きるという先の、自分が良いと思うものを大事にする目的を持つのが良いと思います。