毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

無意識の恐怖心を認めてあげる。防衛心も必要ない。

人間の中にある恐怖心というのは、厄介なものだと思います。ですが、人の奥底ではどうしても恐怖心というものがあるので、それを無いものとして生きていくは難しい。そう感じます。

 

恐怖心と言っても、それは何かがあって単に「怖い」と感じる感覚ではなくて、自分の過去の経験や記憶が原因となっている様な恐怖心です。色んな事に対する行動様式に現れるようなものです。

 

色んな事に対して、能動性を発揮して取り組んで行きたいのに、無意識の恐怖心が邪魔をする事があります。その恐怖心に本人も気付いていないから、無意識にそれを避けてしまい、結果的に、能動性を発揮できません。人の恐怖心は、能動性より先に優先されます。

 

恐怖心は、いろんな場面で怒りとなって表出されることが多いです。何かと、怒りという形で反応してしまうので、周りの人にとっても凄く厄介だし、迷惑です。自分も怒りで疲れます。そして、自分自身もその原因が、自分の無意識下にある恐怖心である事に気付けません。なので、なかなか修正も出来ません。そして、いつも怒っている感じになってしまいます。

 

いつも怒っていると感じる場合は、それは恐怖心が根っこのところにある考えた方が良いです。

 

そして、恐怖心は、自分自身では認め難かったりします。自分はそんなつもりが無くても、無意識にそうではないと押し込めてしまって、いつまでも恐怖心がある事を認める事ができません。ですが、認めた方がずっと楽でいられます。

 

恐怖心が自分の奥底にある事は何も自分が認めてはいけない事ではありません。認めてあげた事の方がいい事です。恐怖心は誰にでもあります。

 

恐怖心をちゃんと認める事から始める事が大事です。恐怖心があるという事を自分自身で認めてあげると、凄く楽になるし、その意味で、初めて自分で自分をちゃんと認めてあげる事になります。自分を信じてあげる事になります。

 

自分自身が自分を認めてあげてなかったからこそ、恐怖心がずっと自分の中に隠されてしまっていたのです。自分自身こそが、自分が恐怖心を抱いている事を否定していたわけです。だから、その事を無意識に避けてきたわけです。

 

でも、この事を認識して、自分の恐怖心を自分でちゃんと認めてあげると、それが大きな力になります。

 

色んな事でいつも防衛していた自分が、防衛する必要を感じなくなります。防衛心は、恐怖心の表れです。でも、いつも防衛的だと疲れます。なので、自分に恐怖心がある事を認める。そうすれば、防衛心も減って、楽になります。そして、自分を信じる事が出来ます。