毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

朝の頭の疲れは「煩悩」。ゆっくり過ごして身体にアプローチする。

朝から、頭の疲れを感じる事がありますよね。昨日までのストレスやもやもやを引きずって、気が付いたらずっと考えてしまう…。頭が、思っているより昨日までの色んな事を記憶していて、勝手に頭の中で展開し始める...。凄く煩わしいですよね。

 

頭が疲れていると感じるというのは、実際は、ずっと何かに囚われて、その何かについて考えて続けているような状態なわけで、精神もネガティブになってきて、つらさやきつさが膨らんでくる、そういう感じの時に頭に疲労感というか、重さのようなものが漂ってくる感じになんだと思います。自分の頭で、勝手に自分の頭を疲れさせてしまっているという感じでしょうか。

 

頭は、そのような、何かしら「問題めいた」ものが生まれてくると、その事についてずっと囚われて、もやもやと考え続けてしまいます。いわゆる、煩悩です。この煩悩によって、頭の中で悩み続けているわけです。

 

基本的には、煩悩に対しては、その煩悩の原因を突き止めて解決しようとするのではなく、煩悩は手放していく、滅していくのが良いと考えられています。無駄に煩悩に付き合っていても、頭の中ではいっこうに解決されず、マイクロな問題が次から次へと浮上してきますから、むしろ、煩悩には付き合わず、ひと息ついて、それらの事に思い煩わない方向に頭を持っていく事が大切です。

 

むしろ、朝から煩悩には付き合わず、ゆっくり過ごそうとする事が大切です。煩悩と同時並行で、頭は良い思考を働かせてくれません。なので、朝はそんな事に付き合わずに、のんびりと、ゆっくりと、心地良く過ごすようにするのが良いと思います。

 

朝の陽の光を見るとか、コーヒーを淹れて飲むとか、そういう時間をとりあえず作る事が大切です。身体を動かして、ちょっとした家事をやったり、体操やストレッチをやったりして、頭を使わない事をするのもとても良いです。何かやろうとする時は、頭で何とかしようとするより、身体からアプローチして自然と頭を使うような感じが良いです。人間らしいと思うし、動物らしいと思います。

 

朝から頭の疲れを感じる時は、それはたいてい煩悩です。昨日までの色んなストレスや悩み、イライラが頭の中を勝手に駆け巡ります。そして、それにつられて、煩悩が生まれます。煩悩とずっと付き合っていても、何も解決しません。頭はどんどん疲れていくばかりです。なので、煩悩には付き合わず、朝はゆっくり過ごすのが良いと思います。リラックスして、身体にアプローチすれば、自然と身体が煩悩から解放してくれます。