毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

頭で自分を動かすのではなく、身体で自分を動かす。習慣の力。

朝起きた直後は、頭の中で考える事とか感じる事とかが重かったり、ネガティブだったりして、動きづらい事ってあると思います。それは朝のメンタルの状態の事を言っているのかもしれませんが、メンタルの状態が重く、つらかったりすると、身体まで重く感じられ、なかなか動けません。そして、身体が動き出すのを待ってしまうわけですが、ただ待っているだけではいっこうに身体は動き出しません。

 

こういうネガティブな感情やメンタルは、記憶となって身につけてしまったものと言えますが、この記憶を通して頭で何とか身体を動かそうとしても、頭で身体は動きません。身体は頭から成り立っているのではなくて、身体は身体自身で成り立っています。むしろ、頭が身体によって成り立っています。

 

記憶化したものは、身体の習慣によって記憶化されたものと言えます。日々考えている事が習慣となって、この習慣がそのような記憶を作ったと言えます。なので、日々の習慣がそのように考えてしまう頭を作っているわけです。習慣によって記憶化されたもので思考する頭は、なかなか変えるのは難しいですが、これも習慣によって修正していくしかありません。身体で思考を作っていくように、日々の考える事の習慣を修正していくしかありません。

 

出来れば、頭で自分を動かそうとするのではなく、頭はそのように動いていなくても、身体で自分を動かそうとしていく事の方が大事だと思います。「身体というものは頭によって動かすものではないのか」と思いがちですが、日々の習慣によって動かすという事もあります。日々、身体を動かすという習慣を身につけていく事によって、頭の思考をそんなに使わなくても身体は動くようになります。

 

習慣は頭で意識的にする事ではなく、頭を使わなくても無意識に自然とできる事なので、そのように習慣を身につけていくと、頭の思考無しに身体を動かす事が出来ます。

 

むしろ、頭は身体によって成り立ち、頭の中身は習慣によって作る事が出来ます。だから、頭で身体に対して何かさせようとするのではなく、頭の中で考える事にはあまり囚われず、いつもの習慣に取り組む事によって身体を動かしていく事が大切だと思います。そうしていくうちに、頭も身体の動きを通して変化してきます。感情も思考も変化していきます。

 

だから、自分自身を頭に任せず、日々身体を動かす習慣を作って、身体で自分を動かしていくようにするのが良いと思います。