毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

豊かさはいつもそばにある。感じ取る力。

自分の人生をもっと豊かにしたい。そういう気持ちってあると思います。でも、毎日そのように求めても、なかなかそう感じられない。そして、つらい気持ちになったり、退屈に感じたりします。一体、どうやったら豊かな生活を送れるんだろう…。

 

人生を豊かにするには、自分自身の感じ取る力にかかっている。そう思います。きっといつだって自分の周辺に豊かさの元となるものはたくさんあって、ただそれに気付いていないだけ。感じ取っていないだけ。そんなに敏感に感じ取らなくても、豊かさは簡単にもたらされるものと勘違いしてしまいます。

 

何か豊かさとは、もっと強烈なもので、特に何もしなくてもドーンとそこにあるように思ってしまいます。きらびやかなものだったり、美しいものだったり、素晴らしいものだったり。見てすぐ分かるものだと思ってしまいます。確かにそのような豊かさもいっぱいあるとは思います。でも結局、それを豊かだと感じているのは自分です。豊かであるかどうかは、自分自身にかかっているんです。

 

食べ物は良い例です。美味しい食べ物は自分が美味しいと感じているから美味しい食べ物なわけです。それを美味しいと感じられなければ、それは砂をかむようなもので、豊かでも何でもありません。他の動物が美味しそうに食べているものを人間は美味しいとは感じません。それと同じで、人間だからこそそれを美味しいと感じているわけです。そして、美味しさは、人によっても全然違います。その人の感じ方にかかっています。

 

食べ物の豊かさは、比較的分かりやすい方です。人間の味覚は凄く発達していますから、容易に美味しさを感じ取れます。でも、豊かさは美味しさだけでは当然ありません。色んなものに対して豊かさは備わっていて、それを感じ取れるかどうかは自分次第です。

 

そういう意味では、豊かさは、自分が豊かに感じてはじめて有るのではなく、そもそも豊かなものはどこにでもあるんだと思います。ただ、自分が感じ取っていなくて、気付いていないだけです。

 

そのように考えると、もっと自分の人生を豊かにしたい。そう思うなら、いつもそばにある豊かさを自ら感じ取る力を身につけるべきです。いつだってそこにあります。ただ、自分が感じ取っていなくて見逃しているだけです。退屈だと言っても不満を漏らして待っていても、豊かさはいっこうにもたらされません。色んなものを、もっと丁寧に、もっと大事によく見て、感じて、感じ取る事が大切だと思います。