毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分の身体を中心にする。呼吸と音楽と共鳴。

なかなか落ち着かない時ってあると思います。色んな事が気になって、頭の中も散漫になって、心が落ち着かない…。そういう時は、自分に向き合うように、自分を中心に心を持ってくることが大事なように思います。自分を中心にというのは、つまり、自分の身体を中心にという感じです。

 

瞑想でもそうですが、心を落ち着かせて自分に意識を向けたい時、最も効果的なのが呼吸です。息を深くゆっくり吸って、ゆっくり吐くという事を少し繰り返すと、自分の身体を感じます。意識は自分の身体に向けられます。そのような状態で呼吸を続けていると、次第に心は落ち着いてきます。そして、身体中心の状態になってきます。

 

身体を中心に持ってくる別の方法としては、音楽を聴くというのもあります。この場合、音楽は穏やかで歌詞の無いものが良いかもしれません。頭の中で思考が散漫に展開していて煩わしい時もあるとは思いますが、出来るだけ、音楽に集中して聴くようにする事が大切だと思います。意識を自分以外の対象に向ける事という意味で、音楽という対象に意識を向けるという事です。自分の事ばかりに囚われていると、自分の身体に意識を向ける事は出来ません。ある意味自分の身体も対象であり、音楽を媒介にして、意識を身体に向けるような感じです。音楽には音程もあってリズムもあるので、それらに身体が共鳴します。身体が音楽を感じて、それを通じて自分の身体を感じる事が出来ます。

 

そして、呼吸と音楽を組み合わせる事を意識する事も効果的だと感じます。呼吸もある意味リズムを持っていますし、そのリズムを身体が共鳴するように感じます。そのようにして、呼吸を意識的に行いながら、音楽を聴くと、音楽と身体が共鳴しつつ、呼吸と身体も共鳴します。共鳴する振動数は呼吸と音楽とで同じではないですが、身体は色んな振動数と共鳴できるので、音楽と共鳴しながら呼吸とも共鳴させていくと、身体はより心地良くなって、自分の身体を凄く感じやすくなります。

 

ただの呼吸と音楽ですが、それらと上手く共鳴する事によって凄く自分の身体を感じる事が出来ます。そして、自分の身体を感じるとともに自分自身を感じる事が出来ます。そのようにして自分の意識を自分に持ってくるようにすると、何か心が落ち着いてきて、それから 落ち着いて何かを始められるようになります。呼吸や音楽と共鳴して自分の身体を感じるには、少し時間がかかるかもしれませんが、そのようなゆっくりとした時間を取る事はとても大事です。